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自分のインパクトを受け止める。パイオニアという存在として。

自分が周囲に、どんなインパクトを与えているか。

そういうものに対して自覚的であることは、とても意義深いものがあります。

noteでは、僕の個人的な呟きに近い内容を綴っていますが、最近になって、いろんな場面で同じことを言われるようになり、そのことを改めて受け止めようという試みが今回の記事になります。

自分としては、すごく手前味噌な感じがあり、いつもの読んでもらえたら嬉しい感じと、同じくらい「誰にも読んでほしくないなぁ」という感覚もあります。ここまで拮抗するのは珍しい。

というわけで、少し勇気を持って綴りますが、無理にお読みいただく必要はありませんよ(笑)

時代の数歩先を行っている

「時代を先取りし過ぎているんだね」

最近になって、時々、僕のことが度々こんなふうに評してくれる方が現れ始めた。その度に、「そんなこと、あるわけないじゃないか」「僕みたいな人間は、パイオニアとは言えない」という強烈な思いが頭を過ぎる。

その一方で、自分のことを冷静にメタ認知しようとすると、確かに、そういう側面も否定し切れない。

振り返ると、パイオニア的なところは、学生時代にまで遡れる。

当時の僕は「オタク」と呼ばれる人々の端くれにいた。オタク第一世代(?)だ。あの頃のオタクは強烈なマイノリティーだった。後ろ指さされる存在だった。ところが、ご存知の通り、今やオタクは日本文化を象徴するカルチャーにまで成長を遂げている。
当時の自分としては、マジョリティーになれない者同士で寄り合って、ニッチなところに好奇心を向け、そこを共有する。そのことを通じて、互いの傷を舐め合っているという感覚しかなかった。僕には。(それなりに楽しくはあったが。)それが、ここまで大きくなってしまって、隔世の感が否めない。

最近であれば、「自然と調和して生きる」ことや、「半農半X」や「農的生活」といったキーワードで語られるような内容だ。これも、オルタナティブな取り組みだと考えていた。50年後、100年後に、こういうのがオルタナティブではなくなっていたら良いなとは思っていた。ところが、このコロナ渦で、否が応にも注目され始めているのを感じている。ある意味では、僅かな間に、メインストリームに踊り出てきたような感触すらある。
これは、僕が何年も前から取り組んできたこと(まだまだ道半ばもいいところだけど)だ。こうした生き方は、この先、待ち構えているかもしれない経済破綻や食糧危機を生き残る上で、非常に効果的であるからだ。しかも健康にも良い。

他にも具体例はあるが、長くなるので省略する。

このように、自分がパイオニア的であることは客観視できる。このメタ認知による自己認識をもっと受け入れたいと思っている。実情に即したフラットな自己認識は、様々な側面を健全にしてくれるからだ。

強烈な自己否定が根源にある

そもそも、なぜ、自分のパイオニア性を受け入れ難いのか。背景には、強い自己否定があるからに他ならない。

僕は、医学的には幸い健康だ。生まれ持っての繊細さ(ちなみに、僕はHSPだ)が功を奏しているお陰だと思うのだが、同時に一方で、とても疲れやすい。体力がすぐに尽きてしまう。また、多くの人々が普通にできていることが、感覚的に理解できなかったり、どうしても難しかったりするということを、これまで何度となく体験してきた。特に子供時代から20代にかけて。

こういった体験から、自分を一言で表すと、「弱い存在」なのだ。マジョリティーの中に入ることは絶対に無理だ、という感覚が深く根付いた。「自分は時代に追い付けない」という強い自覚だ。

次に湧き上がってくるのが、「では、そんな自分が、どうしたら、この世界で生きていけるだろうか?」という問いだ。そんな問いを、意識的にか無意識的にか持ち続けた結果、オタクの仲間入りをしたり、果ては農的生活を志したりしていたのだ。選択の根っこに、どうしようもない自己否定がある。だから、僕のような「弱さ」を持ち合わせていない人々までもが、僕と同じような選択をするということに驚きを禁じ得ないのだ。

浮き彫りになった自己矛盾

ここまで綴ってみて、初めて気づいたことがある。

自分の認識では、全ては自分の「弱さ」を起点にしているところがある。一方で、「弱い」ことが「パイオニアになることは不可能だ」というところに結び付くのも、文脈としておかしい。完全に自己矛盾を起こしていたことに気付いたのだ。

そもそも、「弱い」と自分がカテゴライズしたのも、言い換えれば「時代に合わない」というところにある。たまたま、僕が「弱い」と痛感した時点の時代の要請は、僕よりも強くあることにあったのだ。だから「弱い」としたのだが。

最後に

自分の「パイオニア性」をフラットに受け入れたくて、この記事を書きました。自分が時代に取り残されているという感覚が強かったのに、それが「時代の先を行っていた」と評されることに違和感を感じていたけど、少しずつ受け入れようと試みている、ということを書きました。そこに立つと、こんな言い方は烏滸がましく感じてしまうのだが、「時代が追い付いてきた」感じがするのだ。

また、綴る中で自己矛盾に気づけたのは、我ながら大きい。これがジャーナリングの醍醐味の一つだ。その意味で、今回、思い切って綴ってみることにした自分を褒めてあげたい気持ちがある。

その流れで書いてしまえば、ここまでの人生は、強烈な自己否定から始まっている。それが40代も中頃に差し掛かってきて、次第にフラットなところに辿り着きつつある。ここからは、自分の価値を自分で認めてあげる。そんな方向に進んで行きたいな。少しずつで良いので。


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