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相対性理論って、とてもロマンチックでとても切ないものだね

僕が「好きなアニメはなんですか?」と問われたときに答えることが多い作品が『Steins;Gate(シュタインズ・ゲート)』です。

今回のタイトルは第22話『存在了解のメルト』において「時間は人の意識によって長くなったり短くなったりする──」という言葉から続くセリフで、ヒロインの牧瀬紅莉栖による世界一シャレオツなセリフです(異論は認める)。

そういえば、4月からいよいよ『STEINS;GATE 0 -シュタインズ・ゲート ゼロ-』の放送が始まりますね! 楽しみすぎて困っちゃうんですけど、今回は紅莉栖が死んでしまった世界線のお話なんですよね。「故人:牧瀬紅莉栖」とかキツイわー(ノД`)シクシク


時間は観測者によって相対的に変化する

さて、相対性理論って物理の話として考えると難しすぎて(。ŏ﹏ŏ)ウーンとなってしまいますが、すごく簡単に言うとつまりこういうことですよね? 難しい話も、実体験に照らして考えてみれば腹落ちもしやすい。

例えば、眠ってしまわないように耐えながら聞き続ける、つまらない授業の「1時間」は永遠に終わらないように感じます。「つまらない話」軸で分類すると、小学生の頃の校長先生の話とか、結婚式のよく知らない親戚の話とかも同じですよね。

逆に、興味のある事や楽しい事に没頭し始めると、お腹がすいたことも忘れちゃうし、気がつくと朝になっていたりもする。仕事も、気持ちが乗っているときはすぐに定時になってしまうし、この「集中した時間がもっと長続きすればいいのに!」と思うのは僕だけではないはず。


気分が乗ってきた時に有効な時間の過ごし方

たぶん、ここでいう「有効な──」にはざっくりいうと2種類あると思ってまして、それは「時間をコントロールしたい」「集中を切らさないようにしたい」の2種類です。

時間をコントロールしたい場合は、やはり自然に時間を意識できて、常に時間が把握できるようにする必要があるでしょう。オススメは強制的に時報を鳴らすことで時間を思い出す(思い出させる)ことです。ただし、その度に集中が切れてしまうというデメリットもありますので、これは「機械いじりに没頭するあまり、フラウ・ボウの呼びかけにも上の空で、ご飯もろくに食べてくれないアムロ・レイ」のような人をコントロールしたい時に適した方法だと思います。

一方、集中を切らさないようにしたい場合はどうしましょう? おそらく、そっとしておくのが一番いいのでしょうね。つまり有効な解決方法は「なし」です。だって既にすっごく集中してる状態にあるわけですから、下手なことはしないほうがいいに決まってますよね。もし身の回りにこんな人がいたら、健康を損ねない程度に放っておいてあげるのがいいでしょう。


さいごに

「有効な解決方法なし」っていい切ってしまっては取り付く島もないですけれど、まぁそれが自然の法則、世の理ということなのですから、甘んじてその流れに身を任せるしかないのかもしれません。きっと僕から言わせれば、タイトルの甘美なセリフはこうなるのでしょう。

相対性理論って、とても意地悪でとても残酷なものだね──(╹╹)

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