母の日の思い出

今でこそ大人になってから毎年母の日に何かしらプレゼントをあげてはいるが、子供の頃はあまり意識したことがなかった　

幼稚園の頃は季節の行事には必ず園で制作物を作ってはプレゼントしていた　
しかし小学生になってからは多分まともに母の日を祝ったことがなかった気がする　
ただ、一度だけ小6の時に友達と母の日のプレゼントを買いに行った記憶がある　

地元は田舎で大した店はなかったので、近くの駅前の寂れた商店街の店でプレゼントを選んだ　
安いアクセサリーの店で1000円しないくらいのネックレスを買い、花屋で生花のカーネーションを1本買った　
地元で花を売ってるところは花キューピットの花屋くらいしか知らなくてそこに行ったのだが、そこがまた高い花屋で当時(90年代前半)の物価はわからんがカーネーション1本500円だった気がする💦　
小学生のお小遣いで花束を買うほどの余裕もなかったので、そのカーネーション1本と安いネックレスを母にプレゼントした　

うちの母は特に明るくも暗くもなく淡々とした人なので大袈裟に「ありがとう！！」というタイプではないのだが、多分まともにプレゼントしたのが初めてだったので喜んでくれた　

今思えば友達と全く同じものを買ったので友達のお母さんとおそろのネックレスなのだが😅　

ちびまる子ちゃんのエピソードで、まる子が母の日にお母さんにハンカチをプレゼントしたら、お姉ちゃんが「お母さんそれと同じハンカチ持ってるよ」と言ってしまい、まる子が泣きながら「じゃあこんなの要らないじゃん」と言ってたのをお母さんが「まる子がプレゼントしてくれたのが嬉しい」と言ってまる子のプレゼントしたハンカチを大事に受け取る…というのがあるのだが　
母の日のプレゼントって「物」ではなく「気持ち」なんだよな　
プレゼントは母の日だけじゃないけど…　

幼稚園児のラクガキみたいな絵でも母の日に子供から貰ったら嬉しいだろう　

ちなみに、うちの子供らは母の日も親の誕生日もガン無視である…　
今のところもらったことがあるのは、子供らが幼稚園に行ってたときに園で作ったものをもらったくらいだ　

自分も小学生の頃はそんな感じだったから仕方がないのだろう…　
せめて大人(成人)になったら何かプレゼントしてくれよ、と淡い期待をしている