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【エッセイ】1km走れない僕。

子供の頃からずっと体が弱かった。
ぜんそく持ち。だけど走ることは好き、

鬼ごっこではぜんそくのヒューヒューとした息が出て捕まり追いかけられずに諦めて歩き出す。まるでサッカーの審判みたいに歩いていた。

捕まえられずに不機嫌になって、夕方のチャイムが流れて終わる。鬼ごっこの日はだいたいそんな感じ。

何も考えずに走り回ることから、諦める。そういう思考ができるようになってしまったときからぼくは、走ることが好きから苦手になった。
大食感で走らない。というか、運動から離れるようになった。するとチビデブくん(本当は"ちゃん"だけども、"くん"って呼ぶのが性に合っているので。)の完成だ。

走る。体力をつけなければできないと勝手に考えて固定観念にしている。中途半端な完璧主義なチビデブくん。走るが好きになる日を目指して、いきたい。(生、行、活、逝。どれも当てはめる。)

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