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はぶ草の種蒔き

 はぶ草の種を蒔きました。

 Tetotetoのはぶ草は長年繋いできた貴重な種です。 明日、少し雨が降る予定なので、うまく発芽してくれるはず♪と楽しみにしながら蒔きました。

 実は、同じ場所への種まきは2回目。 収穫時期を早めたくて、種まきを早めてみましたが地温が上がらなかったこと、蒔いた直前に豪雨に見舞われたことからうまく発芽せず、蒔きなおしたのです。 暦の大切さを実感した出来事でした。ひと様の思い通りにはなりません。

 先代のよつば会さんに報告したところ 「何回も何回も失敗しんさい。やる事失敗することが大事なんよ」と喜んでくださいました(苦笑)。
こういう言葉を聞くたび「いい町だなあ」とありがたくなります。

 そして、はぶ草の栽培はまだまだ3年目ですが、3年目にしてより よつば会さんは本物を追求し続けてきた「凄さ」を実感します。私たちが引き継いだ一つ一つ細かな工程も、追求して工夫してこられたんだなということが、3年目にして理解できたりするんです。多分まだまだ腑に落ちていないことがたくさんあるんだろうな。「あっ、そういうことか。そういう理由があったのか」とすとんと落ちる時が来るんだろうな。

 そして失敗しても「もう1回蒔きなおそう」と思えたのは、昨年の冬、色々試せるようにと沢山種どりをしてくれたメンバーのおかげ。蒔き直しを一緒にしてくれたメンバーのおかげ。地域の方に応援してもらいながら仲間と行えていることは本当にありがたい環境です。この絆も種も大切に繋いでいきたいです。

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