見出し画像

恋愛相談された時の最適解

「最近〇〇君とはどうなの〜」

女子会の定番のトークテーマとなっていると思われる恋バナ。

最近の彼氏事情や、密かに想いを寄せている男性との近況を報告し合うなど、「恋バナ」と一括りにしてみても、その内容は多岐多様なものがある。

そしてその中の一つに恋愛相談というものがある。

・最近いい人が現れない
・好きな人ができない
・気になる人が2人いて選べない
・彼氏とうまくいっていない

といったように、恋に悩む女性というのは非常に多いことだろう。

俺も26年間生きてきて、様々な女性から恋愛相談を受けてきた。
その度に、共に悩み、考え抜き、最善の改善策を提示しているつもりなのだが、一体どういうわけか、俺のアドバイスとは真逆の方向へと進む女性がほとんどだった。

相談に乗った直後は、俺のアドバイスに賛同する様子で、

「確かにその通りだわ。ありがとう!そうしてみるねっ!」

といって、意気揚々と帰る女性の背中を見ているわけだが、次会った時には俺のアドバイスなんて
無かったことのような方向に進んでいる。

なぜこのようなことが起こるのか?

簡単だ。

俺が今まで女性にしてきたアドバイスというのは、全て理性に則って論理的に考えたものだ。

それに比べて、実際に恋愛感情が動く時というのは、感性が働いている。

この世のほぼ全ての女性たちが頭の中では
「誠実で真面目で浮気をしない男性」
が、付き合うのには好条件ということを頭では理解している。これが理性だ。

俺がアドバイスをしてきた女性もこのことを理解していて、

「やっぱりそうだよねっ!」

といっていた。

しかし次その女性と会った時には、いかにも「浮気しそうな遊び人な男性」と付き合っていた。

実際に恋心が芽生える時には、理性が働かなくなってしまうのだ。

「誠実で真面目で浮気をしない男性」よりも「浮気しそうな遊び人な男性」の方に、子宮が反応してしまっているのだ。

頭ではだめだと分かっているのに何故か惹かれてしまう

感性というのは言葉では説明できないものだ。

ほぼ全ての恋愛の始まりが感性によって起こるものなので、どれだけ理性に基づいてアドバイスをしたところで無駄なのだ。

「あいつはやめときな」

とアドバイスをしても、数ヶ月後にはその「あいつ」と付き合っている場合がある。

恋愛においては、周りから反対されればされるほど、2人の恋は燃え上がるものなのだ。

これが俗に言うロミオとジュリエット効果だ。

「そんな彼氏別れてしまえよ」

と彼氏を批判すればするほど、2人の恋は燃え上がり相談にのった後の方が熱々カップルになっているケースが多々あった。

「俺のアドバイス全然意味なかったやん!」

と当時は思っていましたが、今なら理解できる。

彼氏を批判すればするほど、彼女の口からは彼氏の良いところが出てくるようになり、彼氏を褒めれば褒めるほど「でも〜」と、彼氏の悪口が飛び出してくるものだ。

女性の恋愛相談に真剣に答えてもそのほとんどが意味がないと言える。

俺たちのアドバイスはその場では理解されるが、相談にのった直後、颯爽と帰る女性の背中を見ている時には、俺たちのアドバイスなんて女性の頭の中には1ミリも残っていない。

では女性から恋愛相談された時どうすれば良いのか?

簡単だ。

ただ話を聞くだけで良いのだ。

「そうなのか」
「それは大変だね」

と適当に相槌を打っておけば女性は勝手に満足して帰る。

「相談がある」と女性が言ってきても、そのほとんどがアドバイスが欲しいわけではなく、ただ単純に話を聞いて欲しいだけ。真剣に考えてアドバイスをするだけ無駄なのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?