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ひよっこ漫画描きが1本漫画作るまでの話 その3

どうもこんにちは、水谷テトムです。

コミックエッセイを1本描き上げるのに、時間とか手間がどれくらいかかるかいちいち記録してみようシリーズの第三話。

これ書いてる間にも絵を描きたいぐらいなんですけど、なんかね!ほんとね!漫画って予想以上に手間がかかるんだぞ!っていうのを主張したくて…!

前の方を読んでみる方はどうぞこちらへ。

その1はプロット~ネームまで。

その2はネーム~第三者目線の意見を取り入れた内容改善及び調節。

今回のその3はペン入れに入ります。

もうそろそろ子どものお迎え時間になるということで、マンガではなくてこちらを優先する結果、ペン入れが全ページ終わらなかったよ!ヒィ!
てなわけで7ページまで。

枠の外に書いてるのはペンの太さ。目とかクチとかは細めのペンで描き分けています。もっと細かく分かれているけど、キャラの大まかな部分は12pt(ポイントという単位)で描いてます。

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まずは全ページのペン入れをざっくりと。重なってる絵の余計な線を消すとか、細かい書き込みとか、背景を入れるとかは後回しで…
まずは「枠線」「キャラクター」「フキダシ」「描き文字」を入れられるところからちくちくと。
私の性格的にたまに気まぐれに細かい部分の書き込みをしたくなるけど今回はブログ用に全て均一にざっくり攻めます。

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3コマ目スポーツデポの絵を描くのが嫌で仕方ありません。

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下書きのときは3コマ目の絵が違ったのですが、急遽変更。
下書きの線が見えますが、ガン無視です(下書きの意味)

品ぞろえの良いスポーツ用品店の靴コーナーの絵…
どうやって描こうかなぁ…(憂鬱)

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3コマ目、仕上げのとき無駄に時間をかけそうな予感がします。
シルエットとのミスマッチさよ…

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土踏まず結構しっかりありますよ!(肉球)

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最後のコマ、文字のバランス的にフキダシの中に入っていた文字を書き文字の方に変えています。
どのページもですが、コマに対するフキダシサイズを決めたときに文章の文字バランスが微妙だったりすると結構変えております…
アナログ漫画家さんはそんな事出来ないわけですから、本当に凄い…アナログの人凄い…

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最後のコマはペン入れの段階でアングルを変えました。

ネームの段階では顔のドアップだったのです。

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ちなみに、画力がヘロヘロな割にオニツカタイガーなどを妙にしっかり描けている理由…知りたいでしょうか?

知りたくないですか…そうですか…。




…でも貼っておきますね!(押しつけがましい)

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試着のコマ。

薄く見えている画像はネットから拾ってきた商品の写真です。
写真を下に薄く表示させてなぞれば、おおきな狂いは無く本物に近い絵が描けるんですよ…いい時代になりましたよね…

でもこれもやはりデジタルのなせる業。

ほんとアナログ漫画家さんは凄い(2回目)

と、いうわけで。
本日の作業はここまで。
これにてドロン(昭和)

アナログ漫画家さんと言えば、私の絵なんて遠く及ばない漫画家さんたちの、リアルな作業風景を映し続ける番組「漫勉neo」

Eテレで放送中です。

私のへっぽこな漫画ブログ見るよりこっちの方がさらに凄いと思わされると思います。デジタル作家さんも出てくるけど基本的にアナログ作家さん。
すいすいすい、カリカリカリ、と描きだされる漫画を見てうっとり…。

私的には、色んな作家さんを見るのもいいけど、プレゼンターの浦沢直樹さんに密着した映像が見たいです…!
wikiで見たら、昔一回やってるんですね。浦沢さんの回。ああん。見たい。

この番組、ハナが好きで一緒に見てます。
子どもが見てもオモシロイとは意外…。

あともうひとつEテレの番組で
「ノージーのひらめき工房」って番組があるんですけど

その中に「わたしの描きかた」っていうコーナーがあるんですよね。

リンク、いらすとやさんのイラストになってますけど(笑)

いらすとやさんの描き方ではなくて、色んな漫画家さんやイラストレーターさんが「怒った顔」「悲しい顔」とかテーマに合わせてその場でさらさら~って絵を描いていくコーナーなんです。
(いらすとやさんのも見たいよね、ある意味)


これがまた、皆さん下絵も殆どなしに綺麗に描いていくんですよ…
子どもそっちのけで見入ってしまう素敵なコーナーです。

今日のまとめ:Eテレは実はお宝映像の宝庫

…って、いやいやいや、そうではない。


今日までの累計作業時間

プロット~ネーム 3時間
ネーム調整 45分
ペン入れ7ページ 2時間15分

夕飯のおでんの仕込み 45分(関係ない)

マンガ作業時間は、ここまで累計6時間
何となく形になっている気がするけど、ここからが意外と長いんです。
遅筆なのかなぁ私。


ではまた次回!バイなら!(昭和)

続きはこちら。


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