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ココ数日間の出来事で描きたくなったもの

ここんとこ心が落ち着く暇がなくて大変だったのだけど、ようやく落ち着いてきた。
とりあえず7月5日から始まった、怒涛の一週間を漫画にした。

一週間

落ち込んだり驚いたり悲しんだり怖がったり恐れたり悲観したり怒ったり泣いたりで、ほんと、もう、何なのこの1週間。

庭の作物が無くなった時点で「気持ちをこめた相手が草でも、失うと悲しいもんだね…これが人の命だったらどれだけ悲しいことだろう」なんて言いながら夫と落ち込んでたんですよ。

それがまさか草でなく、本当に人の命になるなんて。

翌日、親しい友人の訃報。
その後は国のトップにいた、すごい人の訃報。

いつどこで突然何を失うかわからないという現実。

このまま、どんどん自分の周りのものが失われていくのではないかと不安な気持ちになりました。

そんなとき、ちょっと子どもの幼稚園で自分的には信じられない事があって。それに関しては、あまりオープンな場所に書くのもどうかと思うので最後に有料コーナーでぼやきます。

興味ある人は私の怒りにワンコインください。誰も興味ないと思うけど。

もし、これで子どもを失うことに繋がったらどうするんだ!と、もはや半狂乱で幼稚園に行って泣きながら抗議したんですけど、もうあのときは全然自分が冷静じゃなかったなと思います。
この母親は何故この程度のことでこんなに怒っているんだ?ぐらいの対応をされて、帰ってきてからも腸煮えくり返ってました。

(いや多分私が本当に気にしすぎなんだと思う…。友達にもちょっと引かれたしな…)

とにかく、身近な大切なものを失う事に対してすごい恐怖心があった。

そんなとき、畑の、食われて枯れていくだけだと思っていた枝豆に新しい葉っぱが出てきたんです。
失ったと思っていたものが、失われていなかった。
新しい葉っぱが出て、たくましく生きようとしていた。

なんかそれにすごい勇気をもらったというか。

いなくなったらそこで終わりじゃないんだと思えたというか。

未来はもう絶望しかないんじゃないかと思っていたけど、ちゃんと生きて前を向ける可能性を見せてもらったというか…。

現在と過去と未来を、たった一週間で一気に見たような気持ちになりました。

恐ろしく濃い1週間だった…。


描きたいものが出来た


そんなわけで、毎朝水やりと雑草とりをしながら「今日も元気そうだね」と葉っぱに話しかけている怪しいおばさんになっている私。
だいぶ落ち着いたとは言え定期的に想い出が蘇ってはふと涙ぐむ日々です。

彼を失って、私がこんなにも思い出に振り回されて悲しいのって、もしかして恋愛感情とかあったんだろうか?

いや、ないな。奴と手を繋ぎたかったとか抱き合いたかったとか、恋仲になりたかったとか、そんなことは微塵も思わない。でも紛れもなく私にとって彼は大事な人だったなと思うのです。

男女の友情なんて本当にあるのかな?なんて、たまに夫と話すことがあったけど…

そうか、あまり考えた事が無かったけど、私とあいつは男女の友情をちゃんと築けていたんだな。そんなことにふと気付いて。

でも男女の友情とか、男同士の友情とか、女同士の友情とか。
異性だから恋愛とか、同性だから恋愛しないとか?

恋愛と友情って、実は物凄く曖昧で、実は何でもありなんじゃないかななんて彼の死を通して凄く考えたりするのです。

そして今、こうやって高まった色んな思いを踏まえて、ちょっと自分の子どもの頃のことと、夫との馴れ初めみたいなものを描こうかなと思っています。

きぐるみ漫画の続きを待って下さってる方には、本当に申し訳ないけれど。

きぐるみ漫画もずっと描きたいと思いながらなかなか描けない。
これはどうしても現実への影響を凄く考えてしまうから。普通にエッセイで描けたら一番いいのだけど、現実をベースにすると子どもの将来や、関わった他の人の人生への影響がどう出るかまで考えてしまう。
それを現実から少し離れるように創作にしようとすると、どうキャラ作りをするかとか、どんなストーリーにするかとか、さっぱりまとまらないのです。

私の友情と恋愛の話なら、夫に許可は取ったし、他にもあまり影響なさそうだから描けそう。

でもあくまでも、ある程度ノンフィクションをベースにした創作で。実在の人間をベースにするならキャラ作りもある程度出来てるから作りやすいはず…。

私は、小学生までは多分、男子だったんですよ。
自分が女だと思わないようにしてました。
だから当たり前のように男の中にいたし、男友達は、精神的には同性の友達だった。

中学生、高校生になって男女が分けられるようになり、無理矢理女にされたと今でも思ってます。
だからずっと自分の性別がよくわかんなくて、周りの言う恋愛感情も全然理解できなかった。

ただ『恋人』ってものさえ居れば幸せなんだろうと思って無理矢理誰かを好きになろうとしてた。

その感覚のままおとなになって、小学生のころの男友達と再会して。

その中でたまたま夫と結婚して、仲良かった奴とはそのまま友達でいた。

男と女とか、そういうのどうでもいいんですよ。
恋愛感情なんてなかったです。
一緒にいて楽しいと思える存在と、ただもっと一緒に居たかっただけ。

そんな、恋愛エッセイぽくない恋愛エッセイを、少し、過去の色んな引き出しを無理矢理ひっくり返した今、描いてみようかと思っています。

最近LGBTQ+のQの意味を知って、ああ、私ってこれだったのかもしれないなぁなんて思いました。そこを前面に出した漫画にすると本質とずれたところで荒れそうなので、最後にサラッと触れられるぐらいにできたらいいな。

「描きたい」と思った時に描かないと、描けなくなるから。

…よろしければお付き合いください。


怒りの中身


ここから有料です。ほぼただの愚痴ですが興味ある方はどうぞ。

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