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*全体を思う*

・今回のmemo

並々と注がれたガラスのコップの水を
「こぼさないように!」と持つのと

お水も含んだガラスコップの
「全体」を思って、持つのと

どう違うだろうか。

アレクサンダー・テクニークの
トレーニングクラスにて、
こんな実験をしました。

まず、ふだん持ち歩いてるカバンを
いつものように持って歩いてみます。

次にカバン「全体」を思って
持って歩いてみます〜

そうすると
「何が起こるかな」

わたしの場合は
トートバックを肩に掛けて
歩いてみました。

いつもの感じだとトートはゆらゆらと揺れ
重さもあったので、肩に負荷がありました。

カバン「全体を思う」と
トートはあまり揺れず、何だか自分の動きについてくる。肩だけに負荷もかかりません。
重さも若干、軽く感じられます。

みどりさん(今の先生)が

「今、持っているカバンと自分と(比べて)
どちらが重いですか?」

といいました。

もちろん!わたし自身です。

そうすると、
いくら重いモノを入れたカバンであっても
カバンに引っぱられることはありません。

カバンを持つ「わたし」ではなく、
「わたし」がカバンを持つ🎒

佇まいも変わっていきます🍃

どんな「道具」を「持つ・使う」とき
でも応用ができます。

(皆さんも試してみてね 𓃠)

コップ、カバン、椅子、スマホ、お皿、
包丁、ペン……そして人もです。


そして、AT教師が相手(生徒)に
ハンズ・オン(手をおく)するときも。

「そのひと全体を思う」

2024/5/21/mayumi@kyoto




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