京セラ 2021年3月期第3四半期決算

2021年3月期第3四半期累計 決算概要

(単位:百万円)

売上高:1,100,534(-8.1%)

営業利益:42,983(-54.7%)

設備投資額:89,123(+7.3%)

研究開発費:54,242(-7.9%)

【業績サマリー】

⬇️新型コロナウイルス感染症による主要市場での需要減

⬇️「生活・環境」において減損損失115億円を計上

⬆️半導体製造装置用ファインセラミック部品の需要が増加

⬆️5G対応端末向けに、イメージセンサー用及び水晶・SAWデバイス用パッケージの需要が増加

【産業セグメント別売上高】

①産業・自動車用部品

売上高:258,502(+1.9%)

利益:9,500(-23.7%)

増減要因

⬆️M&Aの貢献による空圧・電動工具の増収、及び半導体製造装置用部品の売上増

⬇️ディスプレイ等の自動車関連部品の売上減


②半導体関連部品

売上高:193,305(+3.3%)

利益:19,491(-15.2%)

増減要因

⬆️5G対応スマートフォン向けにセラミックパッケージの需要が増加

⬇️車載向け有機多層ボード等の需要減

⬇️減価償却費の増加により、事業利益利益は減少


③電子デバイス

売上高:221,672(-10.9%)

利益:16,686(-54.3%)

増減要因

⬇️産業機器市場や自動車市場での需要減による AVX Corporationの売上減


④コミュニケーション

売上高:164,926(-16.8%)

利益:6,906(-2.3%)

増減要因

⬇️通信機器事業における携帯電子端末の販売台数減

⬇️情報通信サービス事業におけるエンジニアリング事業の売上減

⬆️事業利益率は原価低減等により、改善


⑤ドキュメントソリューション

売上高:226,081(-15.5%)

利益:18,351(-33.3%)

増減要因

⬇️オフィスへの出勤抑制に伴うプリンター、MFP、消耗品の需要減


⑥生活・環境

売上高:45,823(-15.5%)

利益:-20,874

増減要因

⬇️スマートエナジー事業における、太陽光発電システム等の販売減

⬇️同事業において有形固定資産及びのれん等の減損損失115億円を計上






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