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開業準備篇 (2) 内装工事開始

前回はこちら。格好だけだけど、とりあえず会社設立。

会社を立ち上げたからと言って、売り上げが上がる訳ではない。まずは開業して、営業を始めないと何も始まらない。

開業にあたってはやらないといけないことが多すぎて、一つ一つ思い出しながら書こうと思うけれど、まずは何より内装工事が完了しないと開業はできない。借りた物件は以前何かやっていたお店(いわゆる居抜き物件)ではなく、まっさらな状態での物件。ゼロから作ることが出来るが、逆に言うとゼロから作らなければならない。柱や排水、窓の位置など動かすことができない物を基準に、その先をイメージしながら内装業者さんとの打ち合わせ。

できれば家賃が発生する4月11日には内装工事を開始したいと行動はしていたけど、、その打ち合わせを繰り返していた内装業者さん、、返信が遅い!神戸に居た頃から電話やメールでの打ち合わせを行っていたということもあり、何となくこの方にお願いしようと思っていたけれど、このままではいつまで経っても最終決定できない…。そう言っている間に4月11日が来てしまった。

言い方悪いけど、この人じゃダメだ。

すぐに方向転換。最初の物件で内装工事見積もりを行っていただいた業者さんから4月の頭に「その後どうですか?」的なメールが来ていたのを思い出し、すぐにそちらに連絡。30分も経たずに返信が来て、その日のうちに内見→見積もり。なるべく早くに着工、でも少しでも安くして欲しい、という無茶振りにも応えていただき、最初の業者よりも安く、そして早い着工となった。

やっぱりフットワークの軽さ、レスポンスの速さは仕事を得る上でスーパー重要だな、と改めて。アメリカ時代から思ってたけど、仕事できる人はレスが早い!

しかしながら工事というのは、分かっているけれど数日で終わるものでもない。ただ知らなかったのが「内装工事」と一言で言っても、色々な職人さんが集まって行われるのね。大工さん、電気屋さん、水道屋さん、タイルや壁紙の職人さん、、、などなど。一つの作業が終わってからじゃないと手を付けられない作業もあったりして。それの取りまとめを行っているのが今回お願いした業者さん。大手という事もあり、たくさんの職人さんを抱えている事でスピーディーな作業となったみたいだ。

そしてようやく4月23日に開始→5月20日に引き渡しで工事が始まった。

当初目論んでいたゴールデンウィークでのオープンは叶わなかった。4月11日にヨーイドン、とできていたらもしかしたら間に合ったかも、、と思うと非常にモヤモヤしたけれど、なんとか工事が始まった。。

ただ今振り返ってみると、明らかに自分の中できちんとプランが立っていなかった。急いでやって欲しい、安くやって欲しい、という思いで必要以上に急いていたような気がする。

実際にこの数年後、大規模な内装工事のやり直しを行なったり、サービスの変更を行ったり、もっと言えばジムの屋号の変更まで行なった。

明らかな準備不足でのスタート。スタートできたことはとりあえず良かった。しかしこれからもっとモヤモヤする日々が続くとも知らず。

続く

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