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話題になったSTEPNの現在はどうなっているか

リリースされた当初、ランニングするだけで稼げるサービスとして非常に注目された「STEPN」は国内外問わず注目されました。数十分歩くだけで1万円稼げたという口コミが広がるなど、「X to earn」領域の火付け役となったこのサービスは最近、めっきり噂を聞かなくなったため、個人的に今のSTEPNがどうなっているか気になった為、調査してきました。

STEPNをあまり知らない人のために簡単に説明すると、NFTスニーカーを購入し、STEPNを起動した状態で歩いたり走ったりすると、仮想通貨GSTを獲得することができます。そしてGSTを日本円に換金したり他の仮想通貨に変えることでお金を稼ぐことができるというサービスです。



現在のSTEPNの状況としては昔ほど稼げなくなったことや、そもそもユーザー自体が離れてしまっているようです。その原因とは一体なんなのでしょう。

代表的な理由としては2つあります。1つは現在のSTEPNは仮想通貨GST自体の価値がリリース当時に比べて下がってしまったことで、数十分で数万円稼げるほどの効率性が損なわれました。2つ目に後発の「X to earn」系の競合サービスが増えてきたことで、xxというサービスのほうが稼げるなどの口コミが広がり、ユーザーが離れてしまったという事が挙げられます。そして、競合サービスは無料で始められるものもあり、STEPNよりユーザーが集まりやすい形になっているようです。個人的には、仮想通貨などに関心の薄い人が「歩くだけで稼げるなんて怪しい」ということで、新しいユーザーが集まりづらいという構造になっていることも考えられそうです。

しかし、STEPNが完全にオワコンになってしまったかというと決してそんなことはないようです。大手スニーカーブランドのアシックスとのコラボが実施され、スペインのプロサッカークラブであるアトレティコ・マドリードともコラボが発表されています。そして、初期費用が高いという問題がありましたが、これはNFTスニーカーをレンタルする機能を実装することで解消していくようです。


加えて、LINEブロックチェーンとの連携も発表されており、今後はLINE仮想通貨取引所などでも手軽にGSTを取引できるようになるかもしれません。




今回はリリース当初、爆発的にブームになったSTEPNが現在どうなっているのかについて調査しました。STEPN自体がオワコンになったわけでは決してなく、他企業とのコラボや新機能の実装など、まだまだ進化しそうなSTEPN。昔STEPNを使っていた人もまだSTEPNを始めていない人も、これを機会に新たに始めてみてはいかがでしょうか。

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