暇な空白氏の「底辺労働者」への悪口と、個人情報周りへ向かう危うさ
ゆっくりしていってね!!!!
最近、ツイッターフェミニストとして有名なシュナムルさんが、アカウントを削除したり、また鍵アカウントとして復活させたりと忙しいことになっているわね。
シュナムルさんがツイッターで自称していた京大卒で白人の奥さんとその娘がいて高級車に乗っていて……という話が、全体的に嘘だと指摘され、その指摘にかなり説得力があったから起きた騒動と推察されるわ。
でも、今回はこのシュナムルさんのアカウント騒動のお話ではなく、原因となった「説得力のある指摘」をした方について扱うわ。
疑惑の検証を行ったのが暇な空白(暇なアーニャ)さんで、シュナムル関連の検証動画を数多く作成・公開していらっしゃるんだけど、いまちょっと問題になっているのよ。
ある日、神聖童帝ゆとう1世さんが、暇な空白さんの推理の一部である「シュナムル氏は在日韓国人(または在日二世)」や「シュナムル氏は弟夫婦の家に居候している」という仮説に疑念を呈したところ、最初は比較的普通に応じていたものの、最終的に妙に荒れたツイートで応戦しだしたわ。
うん……仮説の正しさに関する議論とは1ミリも関係ない話よね。ぶっちゃけただの悪口というか。まあ、ネットにいればよく見るっちゃ見るから、特別珍しくはないわ。
ともかく、暇な空白さんは、「認知プロファイリング」と称する何らかの体系的手法(?)により、神聖童帝ゆとう1世さんを「工場とかで働いている作業員」「最底辺の働きアリの匂いがした」と事実上罵倒し、それと同時に本来は別に関係無い工場労働者の皆さんの気分をおおいに害する結果となったわ。
たった一人を貶めるのに、そんなマップ攻撃しなくても……。
とある就活情報サイトが「底辺の仕事ランキング」を掲載して大炎上した事案が思い出されるわね。
この件では元サイトが削除されていて、私は「表現の自由」的に削除には反対なのだけど、批判が殺到するのはまあ普通にしょうがないわよね。相互の批判がありなのは当然だし。
まあ、話を戻しましょう。
暇な空白さんが、「工場とかで働いている作業員」「最底辺の働きアリの匂いがした」としたことに対し、神聖童帝ゆとう1世さんも、自らnoteを執筆されて、この点を批判していらっしゃるわ。
仰る通りで、私からは特に何の異論もないわね。
暇な空白さんも、さすがに道徳ポイント的にまずいことをしたと気付いたのか、一応フォローを入れているわ。
うん。あのー……。
気持ちとしてはフォローしてるつもりなんでしょうけど、悪口を言う範囲を「工場労働者(あるいはブルーカラー)全般」から「単純労働者」に絞っただけで本質は別に変ってないわよね。
この場合、いちばん可哀想なのは、この話題に関わりなく真面目に働いているだけなのに、唐突に侮辱された「タンポポ乗せる仕事をしている人」だと思うわ。
特に神聖童帝ゆとう1世さんが実際にはそのような仕事に就いていない場合(ご本人のnoteによれば「違う」とのことで、暇な空白さんが根拠にしたツイートの文脈が異なると明らかにされているわ)、肝心の神聖童帝ゆとう1世さんには攻撃がヒットせず、世間一般の単純労働者だけがダメージを喰らうという、めっちゃ理不尽な状態になるわね。
……その人たちは普通に働いてるだけよ?
いずれにせよ意見(仮説)の正当性・妥当性とは関係のない話だし、「批判してくる人が底辺職である」という趣旨の発言で相手を下げにかかるのは、シュナムルさんがやってた「アンチは俺への嫉妬」という「分析風悪口」と何が違うのかと指摘されると、ちょっとキツいわよね。
繰り返すけれど、悪口はネットの常だし、議論をすればヒートアップすることもあるでしょう。また、どういうグループの人を尊敬したり軽蔑したりするかも個人の価値観であり自由よ。そのへんに私は介入するつもりはないわ。
でも、この記事を読んでいる皆さんには、暇な空白さんのやり方を真似ていくべきなのか個別に考えてほしいのよね。
つまり、皆さんが設定している何らかの目的――それは表現の自由を守ることだったり、単にフェミニストに痛い目を見せることだったり色々でしょうけど――このような属人論法による侮辱的非難が、皆さんひとりひとりにある「目的」に対して適切かどうかよ。
目的は人によるでしょうから、私が一概に適切・不適切を判断することはできないけれど、たいていの目的達成にはあんま良いことはないんじゃないかなとは思うワケ。
また、そもそも暇な空白さんが動画でやっていらっしゃる個人情報に接近していく方向性も危うさを抱えているわ。
嘘の検証そのものは当然あってしかるべきだけれど、家族構成はこうだ学歴はこれではない、と論の正当性・妥当性を議論するのではなく、個人情報まわりに向かっていくと、かえって「自衛手段として、ある程度は嘘を織り交ぜて書いておこう」という展開になるでしょう。
まあ、フェイクを混ぜるのは、そもそもフェイスブックやインスタグラムが流行する遥か以前、匿名性にかなり気を付けていた時代からネットにいる人なら常識的な対応でもあるわ。
ていうか、今やってない人は、少しはやっておいたほうがいいわよ。
私も「通常のフォロワーさんには無害だけど、特定しようとする人にはジャミングになるフェイクツイート」はちょいちょいやるしね。たとえば、食事画像のツイートの時間帯はズラすとか、場所が違うとかね。
個人的には、「論」ではなく「人」を対象にする議論は慎重であった方が良いと考えているわ。あくまで私の希望として述べるなら、あまり界隈がこの方向には行ってほしくないといったところね。
「いいやそれでも俺はやる!」という人に、私が言えることは無いわ。法令のラインを超えなければ、私が指図できる話ではないし。
【2022年8月18日追記】
暇な空白さんから、お返事のnote記事を頂いたわ。
私に対する「認知プロファイリング」によると、私はペドフィリアだそうよ。根拠は、私の過去のツイートにおいて、「ペドフィリアの権利を擁護していること」と「ズーフィリアやネクロフィリアに対しては、相対的にあまり扱っていない(ペドの方が順序的に先に並べている)こと」らしいわ。
「認知プロファイリング」と称する分析の程度が低く、私はなぜそうではないかを連続ツイートで以下のように説明したわ。
そして、こう説明した結果、さらに暇な空白さんから返事として返ってきたのは「オタクの早口」と指摘して、「ダサさ」で貶めるというものだったわ。
……まあ、この言い返しは「程度が低い」と評価せざると得ないわね。「言い返し」でしかなく、「反論」とも呼べない。
以上!
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