見出し画像

あそびの引き出し Vol.6

こんにちは。親子体操インストラクターの杉本です。

先日次女がついに逆上がりができるようになりました。

この時点で次女は5歳3ヶ月。練習を始めたのがたぶん4歳8ヶ月くらいからなので半年以上練習してきました。

僕の時間のある時と次女の気分が乗った時でしたので

空白期間もかなりあるんですけどね。


それでもここ2ヶ月は自発的に鉄棒の練習に取り組んだり、

知人から鉄棒を譲ってもらったりして

ほぼ毎日鉄棒を触るようになりました。


その結果かなと。

実は褒め方にもいろいろあって、

逆に褒めたことでバーンアウトしてしまう場合がありますので

こちらの記事を参考に褒め方も少し知っておいた方がいろいろな種目や競技にチャレンジできる子に育つかなと。

今日は親子運動と前回に引き続きタオルを使ったあそびを紹介します。

あそびの引き出し Vol.5


1、お尻たたき

【遊び方】

①片手を繋ぎます

②手を離さないように互いのお尻をたたき合います。

③お尻を叩いた方が勝ち!逆の手も繋いでやってみましょう。

【運動の解説】

敏捷性

瞬発力

筋力

あそびの引き出しVol.3で紹介した足ふみっこと似たあそびですがこちらの方がよりステップワークを使います。

大人はたたく素振りを見せながら距離を置き、子供に隙を見せながら楽しんでみてください。

2、足パッチン

【遊び方】


①まず大人がお手本を見せます。

②次に子供が行います。
この時に目線がおへそや後ろに行ってしまうと足が上がった時に回ってしまうので下をまっすぐ見て顎を上げてください。

③足を叩いた後の着地は足の裏で着地です。
足を痛めたり、体育的な観点から見て膝で着地をしないように気をつけてください。

【発展形】

できるようになってきたら2回叩いてみましょう。
はじめは難しいですができた時はなかなかの達成感があります。

大人でも2回、3回は難しいので挑戦してみてください。

万一転がってしまった時の為にまわりに危険なものがないか確認して行なってください。

【運動の解説】

バランス感覚

敏捷性

腕の力

腕支持→足を上げ→足を叩くという連続した動きは幼児にとって難しい動きですがこういった速い連続した動きは身体に応用力が身につきます。

この運動が身につくと跳び箱もスムーズに習得できると思いますのでぜひ何度か行なってみてください。

ただし無理強いは禁物です。

3、腕ブランコ

【遊び方】

まわりにぶつかって危険なものがないか確認してください。

①大人の片手に子供がぶら下がります。

②子供が落ちないように気をつけながら腕を振ります。

【運動の解説】

高さ感覚

筋持久力

バランス感覚

自分の力でぶら下がるという運動は鉄棒などにおいて重要になってきます。

こういった運動が身についていると雲梯や登り棒などの固定遊具もスムーズに遊べるようになっていきます。

もちろん過度な筋力は必要ないので子供の限界まで行なう必要はありません。大人の体力もありますので、お互いに無理のない程度に楽しんでください。

4、ロケット

【遊び方】

①しゃがんで子供の脇を持ちます。子供は手を広げていてください。

②「1,2の3!」などの声をかけながら子供がジャンプをします。ジャンプと同時に持ち上げます。

③子供のジャンプの力で浮力がつくので少し身体が浮きます。跳びすぎると危険ですので過度な力は入れないように気をつけてください。

慣れれば逆向きでも大丈夫です。

【運動の解説】

脚力

高さ感覚

バランス感覚

「高い高い」など小さな頃にはたくさんやってあげたと思いますが大きくなってくると体重も増え、なかなか大人が大変になってきます。

ですので、子供にジャンプをさせることで大人の負荷を軽くすることでより高く持ち上げることができます。

宙に浮く感覚は一瞬思考が停止する感じになります。そういった中で着地をする意識を持たせることでいろいろな運動や身を守ることにも繋がります。

5、掃除機

【遊び方】

①子供は足を伸ばし膝の後ろを持ちます。

②子供の足を持ちながら移動します。

③いろいろな場所に動いてみてください。ただし、カーブするときにバランスを崩して頭を打つ危険があるので十分気をつけて移動してください。

【運動の解説】

バランス感覚

平衡感覚

筋力

気をつけていても、子供は横に振られると楽しくてバランスを崩すことが多いですが何度か行なううちに倒れなくなってきます。

カーブの際に「倒れない!」などと声をかけて子供に意識付けをすることも有効ですね。

バランスは足だけでとるものではありませんのでこういった運動で上半身のバランス感覚も刺激してあげてください。

6、タオルあそび

6-1 よーいドン!

二人の間にタオルを置き、よーいドン!で素早く取り合います。

同様にうつぶせ、後ろ向きなどでも行ってみましょう。

スペースがあれば距離を離してやってみてください。

6-2 通り抜け

片側を結んだタオルを子供の目の前で振り
タイミングを見て通り抜けます。

他にも回転、足の間をくぐるなどがあります。
タイミングがわからない子は「せーのっ!」などの声をかけて教えてあげてくださいね。

6-3 しっぽとり

①ズボンにしっぽをつけ子供に取らせます。

②大人は逃げるのではなく膝を軸にその場を回って取らせないようにしてください。

③上手く取れたら勝ち!

6-4 タオル取り

タオルを抱え込んで隠します。

どんな方法でもいいのでタオルを取れたら勝ち!

6-5 がけ登り

少し難しいですが挑戦してみてください。

タオルをしっかり握り膝の上に足を掛けます。

タオルを引きながら無理をせず登れるとこまで登ってみてください。




いただいたサポートはまずモデルと写真を撮影してくれた子供たちに使わせていただきます。あとは自分の親子体操普及活動の為の物品購入に充てさせていただきます。