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音楽とヨガ

やうやう(yo-yo)というフリーペーパーにぼくのヨガ記事をヨガコラム的な所に掲載してもらえました。やうやう(yo-yo)は10月に創刊された鹿児島は大隅半島のフリーペーパーですが、なんと2号目にしてヨガ特集!!というわけでnoteにヨガの事を書いていたぼくがお呼ばれしたわけです。以下、転載です。

「音楽とヨガ」

ぼくは音楽が好きだ。ライブを見ることは生きるエネルギーになり、自分でも楽しく気持ちよく楽器を弾いて歌も歌った。悲しみとか苦しみとか音楽が全部解放してくれた。

ぼくが二十歳くらいの頃までは、聴く専門だったが二十代後半から楽器を手に持ち、四十歳になるまでは音楽にぞっこんだった。一日の中で自分の自由になる時間を楽器の練習だったり、歌うことに費やしていた。

アラフォーになった頃から、音楽だけでは仕事のストレスを発散できず暴飲暴食が重なり、体調を崩すことが多くなった。腰痛や神経性胃炎、脈拍の不調。そんな折、繰り返す体調の悪さ、ストレスに弱い自分と決別しようと意を決してヨガを習い始めた。アーサナ(ヨガのポーズ)、呼吸法、瞑想。ヨガはぼくを新しい世界へと連れて行ってくれた。心身の調子も自然とよくなっていった。

音楽とヨガの生活がはじまった。ぼくが音楽の何が好きかといえば、音になっていくような感覚、遠いところに連れて行ってくれるような感覚、ライブを観ているとき演奏者と観客が一体となっていくような空気が濃密になっていくようなグルーブ感などなどなのだが、ヨガをしているときにも、そういうような感覚になることがある。アーサナの練習をしているときの身体感覚、呼吸に集中しているときにそこにのめりこんでいくような感覚、ヨガレッスンに行った時、先生の誘導でみんなの集中が一つの方向に向かっていき、ライブのグルーブ感のような感覚を味わえることもあった。

今、ぼくは四十代も半ばになり体の心配もいろいろあるのでヨガを熱心にしている。最近では音楽に費やしていた時間はほぼヨガの時間に変っている。そして、ぼくはヨガが大好きになった。アーサナのポーズ、プラーナ(気、生命エネルギー)を運ぶ呼吸、自分の内側を見つめていく瞑想。楽しさ、気持ちよさ、怒り、苦しみ、全ての感覚がフラットになって自分から解放されていく。

ぼくは毎日ヨガをしている。心身を整えて仕事に向かう。楽器はたまに触る。たまに触っても意外と弾けて驚く。ヨガで集中力が上がったり、手指の感覚が増しているからだ。このフリーペーパーを読んでいる人の中には音楽が好きな人もたくさんいると思うけど、ヨガも是非やってみてほしい。体の感覚をみつめたり、呼吸に集中したりしてからやる音楽、聴く音楽は、普段と少し違ったものになるだろう。

                    T・T       

以上が掲載された文章です。最初は単純に嬉しかったのですが、書いたものを編集部に提出したところ、直しが入って返ってくる。これにぼくは驚きました。普段やってるFBにしろnoteにしろ自分で適当に見返して、または全く見返さずにえいっと投稿ボタンを押せば載っかてしまう感覚でいたからです。直しに関しては、なるほど、その方が伝わりやすいなと思うところは直してみて、元のままの方がいいと思うところはそのままで再入校しました。

普段noteに書くより薄めて書きましたが、発行されたやうやう(yo-yo)を読んでみたら、他のヨガ記事で濃厚なものもあり、ぼくももっと思いっきり書けばよかったと少し後悔。

いつもnoteに書く調子でヨガは宇宙と一つになることが出来て、音楽もまた宇宙を感じるための手段にもなるというように。

今回もご一読ありがとうございます!!皆様が良き音楽とともにありますよう!!

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