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気に食わないことしかない世界でも

私の好きなものを一方的に語ってみたので、この良さは是非とも伝わって欲しい。





私はよく読書をする。基本的に小説しか読まないのだが伊坂幸太郎さんの本が特に好きで彼の本は40冊ほど持っている。
読むスピードは早い方だと自負しているが私は読書をしても頭は良くならないし、元々勉強ができるわけでもない。意味も読み仮名も分からないこともたくさんある。大して語彙力や知識が増える訳でもない。(作者は悪くない)
それでも本を読んでいると映画を観る時のように頭の中で勝手に場面が上映されスムーズに進んでいく。目に急に入ってきた文章にスッキリしたり驚いたり感動したりするのが本の好きなところである。
そして本を集めていると表紙や袖、見返しなどのデザインによく関心が向くようになり、作者達のこだわりにいちいち感動出来るのも本の魅力であると思う。化粧品と同じように、いわゆる"パケ買い"をしたりもするわけだ。
読書の秋がやってくるけど、今年は伊坂幸太郎以外読まない。というか今年中に全て読み切れない。そしてまだ購入出来てないのが何冊あるのだろう、、、来年の読書の秋も伊坂幸太郎祭りだろうか。



植物が大好きすぎるあまり、最近母から植物と呼ばれている。(嬉しい)
一人暮らししている狭いアパートには8個程の植物達がいるのだがこれではまだまだ物足りない。森を目指して日頃観葉植物を探している。自分の身長程のパキラをホームセンターで買おうと思ったら反対され買えなかったのがかなりショックだったがアパートには既にパキラは置いてあるため泣く泣く諦めた。
植物なんていう素晴らしいものは水と日光をあげるだけでこんなに自分に癒しを与えてくれるなんて感謝でしかない。ありがとう。大好き。
人の邪気を吸ってくれるとか話しかけると元気に育つとかそういった類いの話を意外と信じ込んでいて、より一層共存出来ていると思っていたが、迷惑ばかりかけてしまっていないか申し訳なくなったりもする。
私は口が悪くて最悪な女なのだが、彼らの前では暴言は吐かないように注意しているため、外で文句を言うようになった。(冗談だよ)



人が運転して動かされている車を見るのが好き。だから18の夏、マニュアル免許を取った。通っている時はマニュアル車を運転するのが楽しかったが実家にある車はオートマチックだった。(軽トラはMTだが運転はしない)
ドライブは好きだし高速ではスピードを出せるのもそれなりに好きだった。ただ、運転するだけで、警察にお世話になりたくもないしアクションを起こせるわけはなくドリフトもしたいと思ったことも無い。車がかっこよく動いている所を外から(画面から)見ている、もしくは同乗する方が好きなんだと思う。だからワイスピとか頭文字Dとかトランスポーターとか、カーアクションが好きでワクワク感がときめきと混ざり胸が踊る感覚がある。
他人から言われると腹が立つが、男の子みたいだな、と自分で思う分にはまあ良しとする。



インテリアが好きで最近は馬鹿みたいにスツールばかり買っている。そんなにおしりはないし、友達を呼ぶわけでもない。でもスツールなんてものは置いておくだけで正義なのだ。むしろスツールの良さは座ってしまったら半減するのではないだろうか。(植物を置くのは良しとする)
久しぶりにラグを変えたら部屋の雰囲気が変わり机が気に食わなくなってしまったのでクローゼットに閉まってやったぜ。ネットでほぼ毎日机を探しているがいつの間にかスツールをカゴに入れている。前の机を部屋に出しておきたくないので机が買えるまでしばらくは小さいスツールの上でご飯を食べることになる。狭い一人暮らしのアパートにおしりを置けるものが6個ある。
おかしな話だ。





狭いところが好き。お金持ちになってもベットはシングルがいいしお湯の入っていない浴槽に部屋着で3時間居座ったりする。最近買った本棚を組み立てて完成した時には収まるわけのない体を収納したくなった。
自分の周りが広々としていると寂しい。不安。簡単な話だ。
何も触れられ無いと安心出来ないから全部狭くていい。ベットもお風呂も部屋もトイレも友人関係も全部狭くていい。




毛布が好き。ベットが好き。睡眠が好き。
みんなそうでしょう?
ちょっと休憩してから本を読もうとか考えて横になった時にはもうおしまい。
やっぱ寝ようって人格が変わってしまう。
クーラーの効いた部屋で毛布に包まれればこれ以上の幸せはないのでないか?
なくていい、と思う。






今度は嫌いなものも一方的に語って文句言ってみようかな。沢山出てくると思う。



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