長崎ヴェルカ　24-25シーズン展望

2024年9月12日 12:48

前回の記事から、各チームの24-25シーズンの展望を書いてみました。

今日は長崎ヴェルカについて私なりに分析してみました。
長崎ヴェルカブースターだけでなく、他チームのブースターの方にもぜひ読んで欲しいです。

自己紹介

はじめに私の自己紹介です。
沖縄県住んでいる30代の男性で、普段はリハビリに関わる仕事をしています。主に整形外科疾患やスポーツ疾患を担当させていただいています。
趣味はスポーツ観戦と食べ歩き、ダイエットです。
スポーツ観戦はバスケット（NBA、Bリーグ）をメインに見ており、その他は野球、サッカー、テニスをよく見ます。私自身は野球とテニスをやっておりました。なのでバスケは完全ど素人です。でも一番好きで見ているスポーツでもあるため、素人なりにバスケット、キングスの魅力をお伝えできればと思っています。

23-24シーズン傾向（長崎）

オフェンス

【傾向】
・リーグ1位のPace。平均得点も高いが失点も多いため、殴り合いのような試合になる（見てる方はめっちゃ楽しいやつ）。
・ファストブレイクはリーグ1位。ボール持ったら走って走って走りまくって攻めるんじゃー！！
・3PTの試投割合も多く、ペイントと3PTが得点源。3PTはほぼ全選手が打てる。
・ただPaceが速い分、TOV %も高く（15.7%、リーグワースト6位）、相手のファストブレイクが多くなると負けパターンになってくる。
・その影響で、平均得点の割にOFFRtgが106.2（100回攻撃したら106.２点決める攻撃力、リーグ16位）やPPPが1.06（1回あたりの攻撃で決める点数、リーグ16位）と、思うような結果が出ていない。
・オフェンスリバウンドはリーグ平均よりも低く（27.8%、リーグ15位）、セカンドチャンスも1回あたり0.97点とリーグ21位。
・フリースローはあまり多くなく、FTR（オフェンス中にふりーすろーを獲得できた割合）も23.3%とリーグ19位となっている。FDもリーグで3番目に少ないので、その影響もあるのかな？攻撃が速すぎてシュートファウルすらできないのかな？
・HOMEよりAWAYで点数取れている

オフェンス課題

①Live TOVが多い。リバウンドが強いチームではないため、スピードで勝負している中でのTOVの為、仕方ない部分もあるが、相手のファストブレイクにも繋がっているため、勿体無い気もする。

②オフェンスリバウンド

③フリースロー（ディフェンス課題でも出てきます）
オフェンス時のFTRは低い一方、相手のFTRは高い。

ディフェンス

【傾向】

・失点は83.5（リーグワースト4位）、DFFRtgは109.3（11位）となっている。
・2PT、特にペイント内での失点が多く、決定率も高い（56.1%、リーグワースト3位）。
・一方で3PTをしっかり抑えようとしているディフェンスをしている（3PT%は32.3%でリーグ8位）。
・スティールがリーグ1位の8.0本とあるように激しい守備が魅力（特に、馬場、狩俣、ボンズ、ブラントリー）。
特に馬場選手のスティールはマジで大好き。

・オフェンス時にLIVE TOV が多い為、相手にファストブレイクを許しやすい（平均11.2点、リーグワースト8位）。
・激しいディフェンスの代償か、FTRは29.5%とリーグワースト3位となっている。
・ディフェンスリバウンドは取られているが（リーグワースト6位）、セカンドチャンスポイントは1回あたり0.99点（リーグ8位）と守っている。

ディフェンス課題

①激しいディフェンスの代償なのか、FTを相手に与えおり、相手のFTRも平均29.5%（リーグワースト3位）、敗戦時は33.0%（リーグワースト2位）となっている。FTは得点効率が高いため、少し勿体無い部分はある。
②ディフェンスリバウンドがもっと取れれば、伝家の宝刀ファストブレイクがより増えそう。
③オフェンス時のTOVからファストブレイクで失点している。

オフシーズン動向

退団

チャン・ミンクク→KBL
ディクソンJRタリキ→仙台
榎田拓真→越谷
野口大介→退団
ジェレミー・エヴァンス→退団
マット・ボンズ→大阪
前田HC→滋賀
小針幸也→川崎へレンタル

入団

昨シーズン特別指定選手からの入団→木林
茨城ロボッツ→山口
滋賀レイクス→川真田
富山グラウジーズ→エージェー・エドゥ
新規→マークスミス、ジェハイヴ・フロイド

ロスター（2024年9月12日時点）

1 松本健児リオン SG（30歳 183cm 83kg）
4 狩俣昌也 PG（36歳 178cm 75kg 沖縄県）
7 ジャレル・ブラントリー PF（28歳 201cm 108kg アメリカ）
8 木林優 PF （22歳 200cm 96kg）
9 森川正明 SF（32歳 191cm 86kg）
11 荒谷裕秀 SF（25歳 189cm 86kg）
13 マーク・スミス PG （25歳 193cm 102kg アメリカ）
14 高比良寛治 SG（30歳 183cm 85kg）
15 エージェー・エドゥ C/PF（24歳 208cm 102kg フィリピン）
17 山口颯斗 SG/SF（25歳 195cm 90kg）
18 馬場雄大 SG/SF（28歳 198cm 91kg）
18 ジェハイヴ・フロイド C/PF（27歳 203cm 109kg アメリカ）
99 川真田紘也 C（26歳 204cm 110kg）
平均年齢27.5歳　平均身長194.3cm

24−25シーズン展望

・馬場の残留はマジで大きい。
・エドゥ、マイキーの加入により、ビッグラインナップがより組みやすくなった。
・森川の復活に期待。
・荒谷の大爆発にも期待。
・昨シーズン同様に堅守速攻スタイルは継続か？
・マークスミスはSG登録だったはずだけど、BリーグサイトではPG登録になってた。ハンドラーできるの？
・純粋なPGは狩俣のみ。
・Live TOVからの失点などを防げれば、上位進出も全然夢ではないし、むしろめっちゃ脅威。
・長崎のフランチャイズプレーヤー、松本の熱いディフェンスにめっちゃ期待。
・ウチナーンチュも頑張れ！