ずっとやりかった、自分の誕生日会 〜50歳にして、僕なんて・・を克服したよー
2022年11月17日に50歳の誕生日を迎えました。
僕の誕生日を記念し、「いのちのお祝い会」を友人の音楽家やアーティストと共に福岡県の糸島にある古民家グリーンコードで開催することができました。
少し長いですが、50歳になる私が、この祝会を開催するまでのストーリーとその時に受けた祝福のシャワーをここに記しておきます。
良ければ、自分が祝福される喜びを感じていただいて、是非、皆さんも自分のいのちのお祝いを仲間として欲しいと思います。
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今年の最初に『ずっとやりたかったことを やりなさい』という本のワークを仲間達とやりました。
自分の子供の頃の思いや、やりたかったことを思い出して、それをノートに綴り、自分の中で蓋をしていた子供時代の小さなアーティストたちに出会っていき、抱きしめていく。そんなワークです。
自分の小さなアーティストに未来から来た自分が、「やってもいいよー」声をかけ、小さくても一緒に実現して花を添える。
僕は、子供の頃、貧乏でぼろ家に住んでいたから、自宅で誕生日会を開き友達を家に招くことが出来なかった。
それでも母親が一度だけ、サンドイッチとナポリタンと小さなケーキを用意して、誕生日会を開いてくれたことがあった。
でも、誘っていた3人の友達は、その日に違う場所で遊んでいて誕生日会には来てくれなかった。
ただ、単に子供だから忘れていたかもしれないけど、僕にはずっと小さな傷として残っていた。
そんな自分の人生を振り返り、一緒にワークした仲間たちの前で
「僕は、子供の頃に食べれなかった大きなホールケーキを独りで食べたい」そんなことを言っていた。
この小さなアーティストの願いは、本のワークが終わる頃には『皆んなから祝福されたい』という強い願いに変わっていった。
しかし、この祝福されたい!という願望には、
「自分は祝福に値いする人間なのか」という価値観がアンビバレトにセットされている。
人は、「誰もが愛される存在である」とは、何度も聞いてきたけど、
自分を誰かと比較し自分の不足ばかりを見ている間は、それを真から信じられなかった。
でも、それは自分と他者は違うのだから、比較しても意味がないんだ。
今の時代の社会の価値観に圧倒されて、見えてないだけで、自分にしかない光はあるはずだ。
こんな僕にも、光があることが分かった。
「人と出会うと、その人に直ぐに感動できる。その素敵な人と、また出会った素敵な人を、繋ぐこと”が”できる」
神様は、一人ひとりに、役割を与えてくれているのなら、この世界に必要な役割の数は無限大だ。
そう思うと、自分の中に、唯一無二の光があることがやっと分かった。
<誕生日会の実現に向けて>
「ずっとやりたかったことを やりなさい」のワークショプを終えた6月に、自分が堂々と祝福される特別な一日、誕生日会をすることを決意した。
自分だけではなく、みんなの”いのちを祝う会”にしたかった。
「もう、僕なんて・・・」という自分を超えていくためにも
この祝会を実現させるために、自分なんかのために、、と思わずに、誰かに助けてもらうことも決めた。
6月の終わりに偶然知り合いになった、糸島在住の中松寛子(愛称ぽんちゃん)に、ヨガ仲間の友人、永留あきえ(あきえちゃん)を繋ぎ、イベントへの思いを素直に伝えたときに、ことが動き出した!!!
2人なら失敗しても何かは残せる!! 3人なら成功できる!!!
こうして、6月に思い立った僕の誕生日会とお祝い会は、昨日の11月17日に4ヶ月の準備を経て、実現することができた!!
このお祝い会をするにあたり、ボサノヴァのバンド「Brisa Do Brasil」のボーカル鮫島直美さん、ギターリストPePe伊藤さんに参加していただくことを勝手に決めていた。
バンドのLiveが開催された夏の日に、お二人の共通の友人、ヨガの先生kouさんの力を借りて、勇気を出して、お祝い会の思いを伝えた。
その夢が、昨日の11月17日に僕の目の前で叶ったのです!!!
本格的なボサノヴァを聞くのが初めての友人達が、直美さんの艶やかな歌声とPepeさんのギターに陶酔しブラジルのリズムに乗っている姿を見ているのが本当に嬉しかった。直美さんとPePeさんが選曲した曲の全てが、いのちからのメッセージだった。
抑圧された”いのち”の嘆き、燃えたぎる情熱の”いのち”、新しい”いのち”を待つ喜び いのちに溢れていた。
そして、僕の小さなアーティストが望んでいたもう一つの願い
二人のようにボサノヴァを自分でも歌いたいという、思いをそのまま伝えたことで、これが実現することになった。
この日のためにPePeさんは、忙しいライブ活動の隙間の時間を確保して、僕の歌の練習に寄り添ってくれた。この練習の時間こそ幸せな時でした。
直美さん、PePeさんの間に立ち、ボーカリストとしてマイクを持って憧れの『Estoria de Cantador/Djvan』を優しい穏やかな世界の隅々まで広がるように、そんな祈りの思いで歌うことが出来ました。
きっと至福というのは、このような体験をいうのだろう。
そして、今回は、東京と仙台にいるアーティストの友人たちにも、僕の誕生日に来て欲しかった。
友人たちの素晴らしい歌と朗読瞑想のアートを、九州の仲間にも体験させたい。
どうしても来て欲しい!!! この思いを素直に伝えた。
忙しい3人が遠くから「行きましょう!」と言ってくれた時の嬉しさは、今後も忘れないと思う。
東京のソプラノ歌手、竹林加寿子さんは、僕のリクエストに応えて『花束/中島美嘉 玉置浩二作曲』を歌ってくれた。
あなたとあなたの大切な人を思います」サビの歌詞を、生声のソプラノが一人ひとりの胸を響かせていたのが、伝わってきて涙が溢れた。
仙台の前川珠子さん、及川徳子さんは、エナジー瞑想朗読をしてくれた。
この魂がキラキラとする体験は、言葉で伝わるものではない。
徳子さんが「いのちの言葉」に感動したまま、自分の光の声を振動させて、珠子さんが、光のその波動を受け取り、ピアノの音として解像度を上げたエナジーを空間に広げていく。
メキシコのグアダルーペのマリアのエナジーとメッセージが、この場で再現された。
自分の光が、誰かの光を見つけ、お互いに手を繋いで光が輝きをましていく。そんなイメージが瞑想状態の中で現れた。
初めてのエナジー瞑想を経験した友人たちも、同じような恍惚の中にいた。
朗読瞑想の最後に、ソプラノ歌手の竹林加寿子さんがアヴェマリアを歌い、僕らは愛と祝福に包まれました。
いのちの祝福のメッセージは、まだ続きます。
もう独りのボサノヴァ歌手MADOKAさんの天使が囁くような歌声を皆んなに聞いて欲しかった。
歌ってくれたのは、『私の声、私の人生』、「ユリの花」
『私の声、私の人生』は、自分のそのままを信じていく、それが自分の人生になるんだと、この誕生日に聴きながら涙が溢れてきた。
「ユリの花」は、どんな辛いことがあっても、ユリの花が優しく側にいてくれるような時間がある。まさに、この祝会が今この時であることを喜んで聴いた。
MADOKAさんは、「私は、出会う人に愛を届けるめだけに歌をうたっている。今日は、特にテルさんに、歌と愛を届けるためにうたったよ」と言ってくれた。
人生は平穏な時ばかりではないけど、誰にでもこんな愛おしい時が待っているんだよ。
このお祝い会の最後に、オフコースの『生まれ来る子供たちのために』を鮫島直美さんとPePe伊藤さんの力を借りて歌わせていただいた。
この歌詞の中に、「生まれくる子供たちのために何を語ろう」というメッセージが出てくる。
ぼくたちは、生まれてくる前に両親を選び、自分だけの賜物をもってこの地球に生まれてきた。
それは、誰もが、みんなの中で祝福され、愛され、幸せになるために
この真実をちゃんと思い出さなけばいけない、この真実を自分が生きなければならない。
そうやって、自分たちが、幸せに生きていることが、次のいのちのメッセージになる。
もう、僕なんて・・・と言っていたら、せっかくの人生が終わってしまう。
この歌詞を唄いながら、今回の祝い会を思っていた。
実は、イベントの当日まで「友が集まってくれるのか?」この不安との葛藤だった。
しかしそれは、無用な心配だった。
自分がこころからやりたいことを思って、それを伝えていけば
共感してくれる仲間が必ず一人はいる
二人なら、漕ぎ出せる 友が集まるのを信じて
そしたら、ことが動きだす
宇宙の全てが、それを全力で応援してくれた!!!
このお祝い会で、僕が願ったことが、奇跡のように、全部叶ったのです
愛は、一方的でした。
僕の不安や期待などとは関係なく、友は集まり、祝福の歌とメッセージを用意してくれていました。
この祝会で初めて出会った方が、それぞれに「愛、いのちのお祝い」を表現してくれ、それが見事にオーケストラの一つの楽曲のようになった。
本当に、人生最高の喜びの一日、最高の誕生日となった。
神さま、この素晴らしき、一日を、仲間を、与えてくれたことに感謝いたします。
皆さんから受け取った愛と祝福と、涙溢れる思いを、50歳からの新しい人生の糧として、すべてのいのちのために、生きていきます。
この世界が優しい歌のように愛に包まれて、光も闇も全部一つに調和した平和な世界になるように そのために、小さな力で船を漕ぎ出していきます。
神さま、この世界がなるために、僕を用いてください。
そして、皆さん、これからもどうぞ助けてください。
追伸
いのちのお祝い会のために頂いたお祝いとメッセージの一部をご紹介します。一人ひとりがお祝いとプレゼントに込めてくれた思いに、改めて感動と感謝を覚えます。
美容師のライスさんは、祝会前の儀式として50歳になる儀式としてお茶を点ててくれました。
お土産の新米の塩おむすびは、友人が美味しいと涙を流して喜んでいました。
主催者のあきえちゃんが、オープニングアクトとして未来に続くいのちのために、三線で「1000年続く祈り」を歌ってくれた。
鮫島直美さんは「いのちの花が咲く」絵を、主催者のぼんちゃんは「自由に鳥が飛ぶ」素敵な絵のプレゼントをしてくれた。
亜麻麻美さんは、沖縄の祭祀で使うクバの新芽を葉によって、「新しいいのちが生まれる」ようにとランプを創ってくれた。
友人の永尾貴巳(貴ちゃん)は、難病でいのちが危うくなった経験から看護師となり、災害現場での看護活動や子供たちのために自然との野外活動を主催することで、いのちの大切さを伝えていることを語ってくれた。
書家で友人の栗原光峯さんは、祝会には参加できなかったが、僕が50歳に立つ思いを聞いてくれ、目の前で書のパフォーマンスをしてくれた。『開 ありのままに』を頂いた。
ヨガ友達のkouさん、まゆみん、かおりさん、madokaさんは、僕の好みを思って『メメント・モリ』と『月』の絵本をプレゼントしてくれた。
ファンタジーアニメ映画COSMOSの近清監督が、わざわざ駆けつけてくれて、路上で売られていた”ゆりの花”を
プレゼントしてくれました。これは、ボサノヴァの「ユリの花」とマリアの象徴と見事にシンクロした。まさに宇宙からの祝福を感じました。
更に追伸
このメッセージを書いているまさに、この時に一つのプレゼントが届いた。東京に住む、高校時代の友人3人からでした。
僕が、自分で誕生日会をしたいという話をして、九州に来てくれと伝えてはいたが、忙しいままに、その後の連絡はおざなりになっていた。
まさか、3人が覚えてくれていて、「誕生日会は上手くいった?」と成功を祈ってくれていたなんて・・
この友人の思いを信じていなかった、自分が恥ずかしい。 古くからの友人が僕をちゃんと大切に思っていてくれたことに、本当に泣いた。
よっこ、あらちゃん、竹庵、心からありがとう!!!!!!!
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