terustar
若き小説家に、自分の物語を書いてもらっった。
見出し画像

若き小説家に、自分の物語を書いてもらっった。

terustar

村田アンドリューという不思議な名前を聞いたのは、2021年の8月に2度あった最初の満月の夜だった。

山の上に上がる満月を見ながら、武雄温泉の旅館で風呂上がりの夕涼みをしていた。

その時に、たつさんからメッセージが届いた。

声のワークショップを主宰するたつさん(澤田龍彦)からだった。半年前に知り合ったままになっていたから驚いた。

たつさんのメッセージには、新しい音読のワークショップの構想が熱く語られていて、その中に彼の名前が書かれていた。

村田アンドリュー 

音読に使う物語「Reconnected」を書いた作者

ジャケ買いというのはあるが、想像を掻き立てる名前だ。

村田アンドリューとの出会いを想像した。

若い小説家と聞き、たつさんからアンディーと呼ばれていたことにも安心した。

初めてアンディと顔を合わせたのは、たつさんと企画した「Reconnected」の音読イベントだった。

とても優しい綺麗な顔立ちで、育ちの良さがそのまま出ていた。

これが、アンディーか

一緒のグループで、彼の創った物語を音読した。

岩井俊二のLove Letterの世界にいるように、彼の若くて純粋な声を聞きながら女学生のようになっていた。

こういうナチュラルな力みのない声の人が、文章を書くのだ。

朝の日差しに揺れる、彼の優しい横顔からもそれが分かった気がした。

音読会が終わったあと、彼に自分の物語を書いてもらうことにした。

アンディは、自分の小説を書きながら、誰かの人生をインタビューしてそれを物語にし、生業にしている。


彼のプロフィールを読んだ。

学生時代に起業家を目指していたようだが、それよりも、一人の人間の人生に関わり小説家になることを選んだ。

何カ国もヒッチハイクをしながら旅をしたことも書いてあった。

生活の安定やキャリアなどを考えたら、小説家などは目指せないだろうけど、アンディは小説家として生きている。

純粋な感性で、この時代に最も大切なことを感じ取り、その道だけを素直に生きているようだ。


物語を書くために、約2時間30分のインタビューを受けた。

石山さんは、1度のインタビューでは聞ききれないだろうから、2回を考えています。

アンディから そう言ってもらったが、2時間30分を僕が独りで話ししたことで満足してしまった。アンディもこれで十分に物語はかけると言ってくれた。

24歳の青年から48歳が人生のインタビューを受ける。

それもずっと静かに僕の話を、相槌を入れながら聞いている。ほとんどメモらしいものは取ってなかった気がする。

これで、物語を書くというのだから、すごい才能だ。

それはそうか、彼は小説家として生きているのだから。。


物語には、大方二つのタイプがあって、

1、自分の人生経歴を物語にしたい

2、自分の未来を創作的に物語にしたい

僕は、2を選んだ。

どのような物語にして欲しいか、何でも注文することも出来たが、

ある一人の人物だけを何らかの形で表現することを依頼し、それ以外は全てアンディの才能に委ねることにした。

インタビューでは、何を話そうか決めていないまま、ぶっつけで行った。

もう、母親が30歳の時に亡くなったことは、そんなに語りたい訳ではなかったのに、

それでも、アンディを前にしてその話が出てきたということは、
アンディと僕の関係性の中で、語られたことが物語になって、未来の僕へのメッセージになってくれたらいいと思った。

インタビューの後で、アンディはこう言ってくれた

もっと話したいこと、物語へのオーダーは思いついた時にメッセージをして下さい。また、話したくなったら教えて下さい。

こんな気の効いた24歳は、他にいるのか? まったく!!!

僕のための物語がこれから書かれることにワクワクしながら、その夜は夢の中にいた。

翌朝、電車の中でアンディにあるメッセージをした。

僕の名前に込められたストーリーを入れて欲しい。
それはこの地球上に生まれた僕へのメッセージだと思うから。
先日、訪れた星野道夫さんの写真展の中で出てくハクトウワシのように、最後はこの地球の営みを全て見ていたい。

アンディは分かりましたとだけ返答した。

1週間後

彼と2回目の音読会のやり取りをメッセンジャーでしている間に

物語も3分の2まで書いた。かなりいい感じで筆が進んでいると報告があった。

そして、主人公は、シャインという名のハクトウワシだと。

僕がハクトウワシになっているのか? ファンタジーの物語か?

全てはアンディに託しているのだから・・・

そのまま完成を楽しみに待つことにした。

翌週に、アンディからpdfで物語が送られてきた。

タイトルは、『The  blessing』

祝福という意味だ。

インタビューの中で、僕がしきりに『祝福』ということを言っていたようで、この物語自体が、アンディから僕への『祝福』のプレゼントになった。

アンディが、これまで注文を受けて書いた中で、最も長編の文章になったと聞いた。

物語を読み終えて、

これだけの感動があるだろうか。

自分の人生が、自分の未来へのメッセージが、自分のことを書かれた物語がここにある。

物語自体は、アンディが書いたものだが、これは僕とアンディの創作物語だと思っている。

だって、僕とアンディの間から生まれたものだから。

この物語に何か精霊のようなものが働いたのだと信じている。

人生でこんなに嬉しい、プレゼントはあっただろうか!!

まさに、神様からの祝福 The blessing !!!

喜びと感謝の涙が溢れた!!!

大地にキスをして 両手を広げ天に感謝を捧げたい気持ちだった!!

アンディが書いてくれた文章の一つひとつの描写に、そのディテールに
自分がここまで生きてきこと、我が人生に託された願いが描かれていた。

全てのあらゆる言葉に、表現に、僕とアンディしか分からない、背景やメタファーが仕込まれていた。 どれも無意味な言葉などなく

全ての言葉が光を放って、美しい。 

これはアンディの表現の才能に他ならない。

その美しい言葉により、僕の人生が未来への願いが一つの物語となった。

この物語の全てが、一字一句が愛おしい。


Dear アンドリュー

最高の物語のプレゼントをありがとう!!

アンディを通して、我が人生に神の祝福があったこと、今もまさにその祝福の中にいることに、喜び感謝します!!

Thank the blessing  from  the Lord and Andy 

この祝福を受けたものとして、出会う誰かに祝福を光を与えて生きたい。

それが、シャインに込めらた僕の使命、メッセージだと思うから。


追伸

『the blessing 』の物語を書いてもらった嬉しさに興奮して、この物語をモチーフにした詩を書いて欲しいとアンディにお願いした。

返信がなかなか来なかったから、

いや自分でこの物語のアンサーとして物語を書いてみようと返信した時、

アンディから詩を書かせて欲しいと返ってきた。

3日後にアンディから詩が届いた

週末の時間をじっくり使って書いてくれたようだ。

『シャイン』という詩

アンディがシャインの人生を思いながら、アンディ自身がシャインでもあり、またそれが僕人身でもあり、誰かでもあるような、普遍的な詩になっていた。

アンディは、物語を書きながら、

アルトゥール・ルービンシュタインの演奏するブラームスのピアノ協奏曲第二番を聞いていたそうだ。

詩の中にもブラームスが表現されている。

僕の人生の中にも、このブラームスが流れているのだろうか。

アンディの愛飲する煙草(アメリカン スピリット)には、一本一本にワシのマークが施されていたそうだ。

これも何かアンディとの出会いの必然を感じる。

みなさんへの祝福として、アンディの歌声をプレゼント

【明日から24歳なので、歌ってみました。】 ・ 23歳最後の夜に何したいかなぁと考えたら、なぜか歌いたくなりました。 バンドしてた時もカラオケ行く時も、いろいろ気遣って思うように歌えない感じがあって。 何も考えず好きなように表現してみたらど...

Posted by 村田 アンドリュー on Wednesday, February 24, 2021

アンディに物語を書いて欲しい人は、僕かアンディに直接コンタクトを取って見てください。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
terustar
石山輝久/1972年11月17日生/大分県出身/北九州市在住/エネルギー関係/マネージャー/趣味:ヨガ、呼吸法、写真、旅行、自転車、神社仏閣巡り、占い