「わたしのクレープ」と「あなたのクレープ」というビジョンのお話。
あなたはクレープはお好きですか?
わたしは…声を大にして言いたい。
ミラクスルーパー大好きだ。
わたしのクレープ
ちょっと想像して欲しい。クレープを。シーンを想定しよう。私が美味しそうにもぐもぐクレープを食べている。なんなら、口の周りには何かついているかもしれない。私を知らない人は、クレープをイメージしていただきたい。
・・・
なんかお腹空いてきました。
ちなみに、どんなクレープをイメージしましたか?中身は何が入ってます?どんな大きさですか?平べったいですか?それともパンパンに何が入ってる感じですか?
私がイメージしているクレープは、皮が薄くてぺらぺらしてて、中身は下からコーンフレーク、その上にぐるぐるのソフトクリームが5段くらいに巻かれている。その上にコーンフレークをぱらっと、そしてカラフルなチョコスプレー。クレープを上から覗くと円だ。
このクレープは地元にあるアルテというスーパーのフードコートにある、ソフトクレープだ。幼い頃から、買い物ついでに母に買ってもらう事も多く、なんならこのクレープを食べれるんじゃないかと思って買い物について行ったりもした。
高校生になると、学校の最寄りのスーパーがここだったので、部活がない日はこのフードコートで友達とよく食べたものだ。
あぁ、食べたい…。
それがこちら。
ビジョンを共有するってこういう事
クレープと初めに聞いて、どんなクレープをイメージしましたか?おそらく、ぐるぐるのソフトクリームが入っているとは誰も思ってなかったんじゃないかなと思います。
で、ビジョンを共有するってこういうことなんですよね。映像化出来るものがビジョンだとすると、このビジョンがより鮮明にイメージできると、より共有しやすくなる。クレープはクレープでもどんなクレープか、鮮明にイメージできるように伝える。ビジョンを共有するって、こんな感じ。
会社のビジョンも同じ。カタカナ横文字ばかりのビジョンってなんかやっぱりイメージしにくかったりする。イメージ出来ると言うことは、共有しやすい状態になると言うこと。そして、近い認識であればあるほど実現に近づく。
同じ絵、もしくは写真や動画のようなイメージががあると、人は共感しやすくなるんですよね。
例えば、社員旅行の行き先が海だとします。旅行当日、集合場所に行くとキャリーケースを持っている人もいればボストンバックの人もいました。Aさんは「熱海に行くと思っていた」と言い、Bさんは「ハワイに行くと思っていた」と言う。
なんていうことが会社ではよく起こっているんですよね。
「海といえばハワイだと思うだろう」というように『人と人は違う』という前提を忘れ、しまいには「なんでパスポートもってないんだ!」と怒る。「いや、だったらハワイって先に言ってよ。言ってくれたら持ってきたのに」みたいな。
ビジョンが明確だから、日々の行動が明確になるんですよね。そしてそこで初めて自主的に動けるんですよね。
ビジョンで大事な事
ビジョンが映像化できるものだとすると、明日のお昼に何を食べるかも、どんな洋服をきているのかも全部ビジョン。会社でいうビジョンは崇高なものと捉えられるけど、ゴールテープを切った後の状態、目的が実現したその先の状態がビジョンなんですよね。
ビジョンで特に大事なことは『イメージできること』と『共感』。
どんなビジョンなのか一番初めに確認し合えたら、生産性も高く、不要なコミュニケーションギャップで悩むことも減るんですよね。
ここを意外とやってない、というかすっ飛ばしてDOに取り掛かってるケースが多いんだよなぁ…と思うクレープからのビジョンのお話でした。
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