『思ったように動いてくれない社員』が生まれるメカニズム
昨日に引き続き今日もチームビルディングの勉強会へ。チームビルディングアンテナが特に強めな今日は、組織あるあるなこんなことをいつもよりちょっとしっかり目に書いてみようと思う。
なんだかなぁ…
こんなことありませんか?(以下、あなたの心の声)
…いや、前も同じこと言ったんだけど
…めっちゃ聞いてくるやーん
…そ、そろそろ分かってくれーい!!
なんだかなぁ…
できると思ったんだけどなぁ
なーんで思ったように動いてくれないのかなぁ
あるあるー・・・
と思った人、結構いるんじゃないかなー?と思うんですがどうでしょう?笑 もちろん私もあります笑
はじめは、やさぁーしく応対できていた仏的自分も、仏の顔も三度までとはよく言ったもので、徐々に仏の顔も強張ってきて、最終的には鬼のような形相に…
なかなか思ったように動いてくれない社員に、イライラ、ぴりぴり。そしてつい強めの口調で言ってしまう・・・結果、事態はさらに悪化してしまう。
デフレスパイラル的恐怖。お先真っ暗。
これ、どうしたらいんですかね? そもそもなんでこういうことが起きるんですかね?
思ったように動いてくれない訳
そもそもですが、なんで思ったように動いてくれない社員が生まれるのでしょう?
いろんな要因が複雑に絡み合っていたりするんですが、ほとんどの場合に当てはまる『思ったように動いてくれない社員』が生まれるメカニズムは
「伝えたけど伝わっていない」
もっと言うと
『思ったように』が何なのか伝えていない
ということが起きてるんですよね。
「思ったように」を相手にわかるように言ったつもりでも、相手には伝わってないですよ、更に言うと、そもそも言ったつもりで、実は言ってないかもしれないですよ、ということ。
あえて大げさに言いますが「やっといてー」では伝わらない、ということなんですよね。
いつまでにやるのか?
そもそも目的は何なのか?
具体的に伝えてますか?
伝えて満足してませんか?
相手には伝わっていますか?
自分では「これでわかるだろう」と思って伝えていても、相手には「伝わっていない」可能性が高いんですよね。
つまるところ、そういう社員を生み出してるのは、伝える側の人かもしれませんよ、ということです。
なかなか伝わらない理由
伝えたことが、相手には伝わってない。
もどかしいですよね。『伝えたけど伝わってない』あるある。それが起きる背景にあるのが
人は違う、なんです。
言われればそりゃそうだ、ってなるんですが忙しかったり、目の前のことに集中したりするとこれがすっぽ抜けてしまう。のが人間なんですよね。
チームビルディングで大切な3つの要素の一つ目は、まさにこの「人の違いを理解する」ということなんです。
<人x仕組みx関係性>
人 :人の違いを理解し
仕組み:共通の目的目標を持ち、ルールを活用しながら
関係性:お互いの強みを活かしあうコミュニケーションをとっていく
この3つが、
『一人ひとりの強みを活かしてビジョン実現に向けた強いチームづくり』に必要なんです。
で、どうしたらいいんだい?
同じ目的を持つチームに、個性を持った違う人が集まって、どうしたら成果を出すことができるのでしょうか?
それは、人は違うという前提を持ち
「自分が分かることが分からない、かもしれない」
「分からないことが分からない、かもしれない」
という前提で
「伝えたか」ではなく「伝わったか」を意識して双方向でコミュニケーションをとる
ことが大切なんですね。
・・・
とはいえ、頭でわかってても、なかなか出来ないんですよねー、忘れちゃうんですよねー笑 だから、まず、やってみる!
やりながらじゃないと学ばないですもんね。かくいう私も、日々絶賛修行中でございます笑
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