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子供の進学費用

自分が奨学金というローンを払い終わったのが、30歳後半だった。毎月1.5万円ずつだったかな、返済していた。若い頃は返済が苦しかったし、結婚する時に奨学金の返済をしていることを家人に伝えてなくて、少し嫌な思いをさせた記憶がある。

何の目的もなかったし、親に経済的な余裕もなかったはず。だから、本来は行くべきじゃなかった。当時は働きたくなかった、それだけが理由だった。

親に経済力もなく進学しているわけだから、当然のように奨学金を借りることになる。借りる手続きはあっという間に終わったし、借りることで学生生活が続けられることに当時は安堵した。

ほんと、その時は長い返済が待っているなんて、考えてもいなかった。情弱だったし、無知だった。

そんな経緯があって、子供を授かった時に考えたのは進学費用だった。特に大学進学。真っ先に考えたのは学資保険。保障内容は皆無で、とにかく貯蓄性の高いものにした。当時はソニー生命が一番貯蓄性が高かったと記憶している。学資保険を選んだのは保険料を支払う自分に万が一のことがあった場合でも、積立予定額が満額保証されるからだ。ウチの場合は300万円満期にしてある。

次は子供手当。今は名前が変わっているか。これも使わずに貯め続けると当時の試算で200万円くらい貯まる。こちらについても自分に万が一のことがあっても国から給付されるから、安心だった。

合計で500万円。国公立大学(医大は除く)に進学してくれたら、入学金や学費には充分かな。仕送りが必要になるかは分からないけど、それはその時の自分の経済力を見て子供と相談かな、と当時は考えた。当時の自分の経済力ではこれが限界だと考えた。

今思うと、追加でインデックス型の投資信託に月1万円でも良いから入れとけば良かったかな、って思うけどちょっとそこまでの余裕はなかったし、もう少し投資を勉強しとけば良かったな、って思ったりもする。

誰かの参考になれば幸いです。

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