#6 僕とカメラ
最近こう聞かれることが多い。
「カメラっていつから始めたの??」
「高校生のころにね...」
思い返せばいつ始めたのかはっきりは分からない。
でもきっかけは姉から譲りうけた超小型の一眼レフ。
OLYNPUSのE-510というカメラ。
センサーサイズはマイクロフォーサーズ。
可愛らしいカメラだった。
譲りうけた時点で、かなりボロがきてたので、はっきり言って写りはあんまり良くなかった。
でも好きだった。
そもそもカメラに興味を持ったのは、目の前の光景を思い出に残したかったからだ。
そんな、単純だけどなんだか代え難い思いで始めた。
今のカメラは大学2年の夏に買った。
CanonのEOS Kiss X10 という、センサーサイズAPS-Cの小型一眼レフ。
比較的安くAPS-Cながら、写りは抜群だし、使い勝手がよく、とても気に入っている。
こいつと色んな写真を残してやると意気込んで、たくさんシャッターを切ってきた。
一瞬一瞬を、目に見える形で残すのが、すごく楽しいのだ。
上手い写真ではないかもしれない。
でも僕にとっては好きな写真たちであり、「僕の写真」と胸を張って言える。
そんなわけで、たぶん僕にとって写真は、僕の心を表す手段なのだと思う。
だからこれからもたくさん写真を残していきたいと思うのだ。
周りの人たちといることができる喜び。
美しい風景を眺めることができる喜び。
美味しいご飯を食べることができる喜び。...
そして将来できるであろう家族の喜びを。
そんな感じで、なんとなくではあるが、目の前の光景を残していきたい。
というわけで明日からも、これからと変わらず僕とカメラの関係は続いていきそうだ。
さあ明日は何の写真を撮ろうか...