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良い記憶を取り出すには

ネガティブな感情というものは解消していく必要があります。
気分が落ち込むとしんどいですからね。
ポジティブな感情は心拍のリズムを安定化させ、自分や周りの人とシンクロすることで、良くなります。
自らの細胞に関しても良いですしね。

そんないい気分でいるために有効なものは匂いです。

人間の脳で記憶や興奮喜怒哀楽などの感情を司るのは大脳辺縁系という部分ですが、嗅覚はこの部分と直接つながっています。
嗅覚以外の感覚であれば視床下部を通り大脳支出の感覚領域に情報を送るのですが、嗅覚の場合はダイレクトに伝わります。
そのため嗅覚は他の感覚に比べて感情への影響が大きいのです。

皆さまが匂いを嗅いで記憶がフラッシュバックするような経験があるかと思います。
これは匂いを嗅ぐことで過去の記憶や感情を思い出すプルースト効果です。
プルーストはフランスの作家ですが、失われた時を求めてという小説の中で、紅茶に浸したマドレーヌを食べてると幼い頃の記憶が蘇ってきたという一節からプルースト効果と呼ばれます。
そのくらい匂いを嗅ぐということは脳の記憶の部分と直接つながってるということです。

感情の8割は匂いと紐づいています。
食事にしても嗅覚がない時は全然おいしくないですよね。

情報は視覚から入ってきますが、感情は嗅覚から来るのです。
つまり良い記憶を思い出せるような匂いを嗅ぐことで、良い気分を脳から引き出すことができます。
気持ちを引き出す匂いを嗅ぎ、ネガティブな感情を引き出す匂いを避けましょう。

良い気分でいるための方法として匂いをあげましたが、このように脳科学など後になってから科学的に検証されているわけです。
多くの見えない世界に関する知識も将来科学的に明らかになるでしょう。
オカルトではない論理的なものも含めたスピリチュアルの学びに興味のある人は是非一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。