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式神のための道具

式神を使役するにあたり、道具を使うわけです。

いざなぎ流では式王子を呼ぶことがあります。

彼らを御幣に招くための道具があります。

具体的には、ちむらさん王子や五体の王子という式王子用の御幣を作るのです。

修験道の場合は護法童子を招く必要がありますね。

護法童子は独鈷杵に招かれることが多いです。この道具を見たことある人は多いと思います。お寺にマークがあったりしますね。

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枕草子にも修験者と独鈷杵については書かれているため、それだけポピュラーな存在だったと言えるでしょう。

ポピュラーですから、昔の人はお守りとして、数珠や独鈷杵を携帯していました。
修験道の信仰が影響していたのでしょう。

宗派によって道具が違うような印象を与えてしまいましたが、実際使えるものはなんでも使いますから、そこまで厳密に線引きがあるわけではありません。

お互い混ざり合っていますからね。

日本の場合は良くも悪くも宗教ごとに混ざり合いが起こっています。
これでは、別の宗教なのに同じものが使えたりしますから、大きく困惑します。もちろんダメな組み合わせもありますから、キチンと学ぶことで、適切な選択をすることができるようになります。
幅広く、また深く学べるように工夫していますので、興味のある人はぜひこちらで一緒に学びませんか。


これからも良い記事を書いていきます。