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呪禁道の五法

呪禁道について書いた記事が反響が大きかったので、こちらを深掘りします。

全体像としては呪禁なわけですけども、そこには道術符禁の法禁呪の法などがあります。

完全な修行への心構えとしては、肉を食べないことや祭壇のあるところで戒律を守るということがあげられます。

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そして、五法というのを修練していかなければいけません。

一つ目は自分や他人をイメージするわけです。とはいえ、単なるイメージではありません。
自分や相手の内臓(肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓)までイメージを凝らします。それこそ内臓にも神様が宿っていると思うような深いイメージです。

二つ目は歩き方の反閇です。独特な歩き方と言えるでしょう。歌舞伎の六方や相撲の四股も反閇の名残です。
鎮めの儀式で使う歩き方ですから、関東大震災や東京大空襲の犠牲者への慰霊碑がある両国に国技館があるわけです。
相撲で四股をやりますからね。

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三つ目は呪文に合わせて目を瞑ることです。
今までもいくつか呼吸法について解説してきました。

呪禁道でも特別な呼吸法はありますが、中々大変なため、目を瞑ることで代替しています。

四つ目は指の関節に意識を向ける方法です。指の関節にはそれぞれ効果があって、極めた呪禁師は特定の関節に意識を集中して押すだけで霊の動きを止めたり、人を黙らせたりできます。禁という字がありますが、それは相手を止めるということです。

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五つ目は手で印を結ぶことです。手で形をつくることで様々な効果を引き起こすのは呪禁道でも同じです。

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呪禁道における最低限とも言える五法です。最低限と言いつつだいぶボリュームがあるだけにこの世界の奥の深さというのを垣間見ることができますね。

見えない世界はボリュームがありますから、ひとりでやっても心が折れます。コミュニティとして学ぶ場もありますので、そのようなことを学んでいきたい人はぜひ一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。