はるばる師匠を探して
いざなぎ流のお祭りでは、様々な準備を経て、あらゆる神様にお願いをして、祭文をよんでいくわけです。
いざなぎ流の祭文というのは御伽草子として表現されています。
物語のような言葉を唱えていくわけですね。
唱えては、占いで結果を確認するというのを繰り返していく膨大な時間と精神を使う儀式です。
7つの祭文の中でも最後に出てくるのがいざなぎの祭文です。
内容としては、明梵大王の娘である天中姫宮がおりました。
彼女は日本中の占いやお経を習得していたという才女でしたが、祈祷だけができませんでした。
そこでいざなぎ様に祈祷を教えてもらうべく旅に出ました。
3年と3ヶ月と99日という間、いざなぎ様を探し続けて、やっと出会うことができました。
24通りもの祈祷を学ぶのですが、記憶力の良い彼女はあっという間に習得してしまったのです。
ようするに、いざなぎ様から学んだ祈祷ですから、いざなぎ流と呼ばれることになったのでしょう。
今は便利になりましたから師匠を探してそんなに旅をするということもないでしょう。
しかし、それだけ多くの意見や情報に触れています。
せっかく力があるのに、周りの茶々入れのせいで自信を失ってしまう人を沢山見てきました。
そこで、占術理論も一緒に学ぶことで自信を持った力の開発を目指してやっています。
天中姫宮のようにやる気溢れる人はぜひ一緒に頑張りましょう。
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