天照と岩戸
アマテラスのところににスサノオが来て、大暴れをしました。
高天原で好き放題に振る舞ったことで、スサノオに対し、アマテラスもついに怒りました。
天岩戸という洞窟に隠れてしまいました。
アマテラスは、太陽の神様ですから、アマテラスが岩戸に隠れてしまったので世界が闇に包まれてしまいました。
太陽がないので、食べ物が育たなくなり、病気になるものが増え、困ったことが次々と起きます。
困り果てた八百万の神々は、天安河原に集まりました。
そこで、どうやってアマテラスを岩戸から出てきてもらうか。
いろんな事をやってみます。
まずは、鶏がなくと太陽が昇ってくることから、鶏の鳴き声には、太陽の神様を呼ぶ力があると言われたので、やってみます。
でも、岩戸は開きません。
次に、アメノウズメノミコトが、招霊の木の枝を手に持ち、舞います。
その周りを神々が囲み、騒ぎ立てました。
すると、中にいたアマテラスは疑問に思います。太陽の神が隠れて困っているはずなのに、楽しそうに笑っているわけですから。
扉を少し開けて外の様子を見ました。
実は、アマテラスより美しく立派な神様がきてくれたのだと神々が伝え、鏡でアマテラスのの顔を写しました。
アマテラスは、遠くてよく見えず、もう少し良く見ようと、更に岩を開けて体を乗り出しました。
力が強いタヂカラオが、その岩を力づくで開き、遠くへ投げ、天岩戸からアマテラスが出てきました。
そして、世の中が再び明るくなり、平和な時代に戻りました。
好き放題に振る舞ったスサノオは、この事件で反省し、出雲国へ向かいます。
宮崎県の高千穂から長野県の戸隠まで岩戸を投げたのですから、すごい神様ですね。
鶏が太陽の神を呼ぶ力があるなどの描写がありましたが、神話ですから、見えない世界の話にも多く触れられています。
これだけ公の話にも事例は沢山ありますから、好奇な目で見られて悲しいんだ経験のある人はこのような有名な話からアプローチするなどの工夫が必要です。
見えない世界やそれを知らない人にどう力を使うということを一緒に学んでいきたい方はぜひご一緒しましょう。
これからも良い記事を書いていきます。