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天才空海の武勇伝

我が国の歴史においては最大級の宗教的天才と言っても過言ではありません。
宮中での変身など驚きの話が沢山あります。

もちろん、その力は様々な奇跡を起こすことになるのです。

たとえば、821年のことでした。
讃岐の満濃池、つまり、日本最大級の溜池が大決壊してしまいました。

3年を費やした修繕工事もうまくいきませんでした。
そこで空海が派遣されて、中の島に護摩壇を設けて炎の中で地鎮を行いました。
その後1ヶ月で工事を完了したのです。

810年には大和平野でイナゴの大群が発生しました。
当然駆除など焼け石に水という状態で、緑が食べ尽くされていきましたが、空海による害虫駆除の祈りによって一夜にして消え失せました。

824年は日照りのひどい年で、天皇も雨乞いの祈祷をしても効果がありませんでした。
そこで空海に命じ、神泉苑で祈祷をさせると天地を暗くするほどの雨を降らせました。

このような民衆のための祈祷は51回行われました。
これほどの貢献があったため、朝廷から大僧正の位を贈られたのです。

見えない力を駆使することで多くの困難を解決してきた空海。
さすがにこれほどというのは特別ではありますが、見えない世界のことも踏まえれば解決できる問題も増えるものです。
興味のある方はぜひ一緒に学んでいきましょう。


これからも良い記事を書いていきます。