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空海のレジェンドぶりは桁違い

日本の歴史でも有名な空海です。聖徳太子と並ぶ人気のあった偉人ですが、単なるお坊さんではありません。

かつて、天皇の前で古くからいる者と新しく入ってきた者が論争する場というものがありました。

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単なる言葉でのやり取りだけにとどまらず、自分の教えを説明した後に奇跡的な技を繰り出します。昔は知識人は知識だけでは済まされず修行の成果も見せなければなりませんでした。
昔の人は奇跡のようなことをできる人間がゴロゴロいましたから、その議論と方術の連携は見ものだったことでしょう。

そして、その場に空海が参加したのです。

しかし、空海は何も語りません

いきなり大日如来に変身したのです。

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大師は弘法に取られてというのは、まさにこのことです。無言のまま、いきなり悟りの姿を見せつけられれば、他の高僧も驚いたことでしょう。

その結果、真言密教が一気に跳躍したわけです。
かの東大寺も真言宗に入ったことは、真言院に弘法大師の像があることからも明らかです。

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昔は知識を得ていくだけでなく、特別な力も合わせて得ていました。それが特別な力の部分が削ぎ落とされるという教育に変わっています。
かつてのような学びを取り戻したいというのがこのnoteの目的の一つです。
見えない世界の力の能力開発、理論としての部分を合わせて学ぼうというのはそういう背景からです。
皆さまもぜひ一緒に学びましょう。


これからも良い記事を書いていきます。