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若き日の天海と大阪の陣

色々謎に包まれている天海です。

若くして出家した後は、比叡山や、興福寺、三井寺など有名な寺で学んだ後足利学校でも学びました。
その優れた能力もあって武田信玄にも仕えたとされています。

関東に来ては江戸崎不動院や川越喜多院、新宗光寺で住職をつとめ、いよいよ徳川家康に用いられる時が来ます。
当時は比叡山との調停が忙しく、家康としては比叡山を統治下に置くために、天海を重用したのです。

天海の役割は天台密教の力によって徳川家の権力を揺るぎないものにすることでした。

また、方広寺の国家安康という家康の首を切るという呪詛についてもいち早く気づくことができました。

しかしながら、徳川家康にとっての脅威は豊臣秀頼でした。
そこで天海は呪詛を行い、浅野長政、堀尾吉晴、加藤清正、真田昌幸、前田利長といった豊臣の重臣たちを呪殺していったのです。
多くの優秀な武将の最初から失っている豊臣陣営ですから、大阪の陣にて苦戦することは見えない世界の段階で決まっていたといえるわけですね。

多くの名勝負のあった大阪の陣、実は見えない世界での決着が現実になっただけでした。
見えない世界で起こったことは現実の世界に波及していきます。
見えない世界で問題を解決することが現実問題の解決にもつながります。
見えない世界からのアプローチをしていきたいという方はぜひ一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。