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神将と北斗七星

中国の小説ではつくづくすごいことが出てくると思わされますね。
平妖伝では神将を呼ぼうとしている人の話も出てきます。

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老婆が呼び出そうとして儀式を行っているのです。
それが北斗の足取りと言われていますが、呪禁道でいうところの禹歩という歩き方です。

もちろん歩くだけではなく、指を組み合わせて形作って印を結んでいたりします。

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また、霊符に応じた呪文も唱えているのです。
頭が混乱しそうなマルチタスクですが、これを繰り返しています。

これを朝昼晩と繰り返しているのです。しかも49日間もの長い間繰り返します。
しかも、この間は肉を食べてはいけません

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しかしながら、49日目に出るのかと思ったら、21日に兆しがあるというのです。
いきなり完璧な姿は見えないでしょうから、例えば神将の声が聞こえるとかそういうレベルでの変化があり、継続していくことによって本当の存在が出てくるのでしょうね。

記述によれば、そのうち神将がふらっと出てきてくれるようです。

小説としては異例なレベルの本当のことを多く書いてくれていますが、あくまで小説ですから、足りない部分もそれなりにはあります。
物事を知っていく上でキチンと分かっていないと功を奏すことができずに残念なことも多いですから、体系的に学んでいくことが大切です。
皆さまも見えない世界にフォーカスしていきたいと思われる方はぜひ一緒に学びましょう。



これからも良い記事を書いていきます。