妖怪の悪行
何かを教えてくれるなど、良い妖怪も多少はおりました。
しかしながら、怖いものも多いです。
祟りなどがありますからね。
妖怪は神にもなれず、者(人)にも慣れない存在でした。
目に見えなくても確かにある存在をものと呼んでいたため、物の怪なのです。
自然の摂理から外れた存在が妖怪になるのです。
かつては鬼の事もものと呼んでいました。
鬼は物理的に問題を起こしてくるので厄介です。
天狗や狐狸は物理的な攻撃こそないものの心を惑わして恐怖心を引き出す技に長けていました。
島根にしだい坂という妖怪が出ましたが、高く上がれば上がるほど急勾配になっていき、最終的にはめくれ上がっていて上がれず、そこからのしかかってきます。
面倒くさいタイプはやはり狐狸が多いです。
越前フスマダヌキというのは、フスマを張ってしまうと、そこから通れなくなるという迷惑な行為をしてきます。
徳島には衝立ダヌキや蚊帳吊りダヌキがいますし、彼らも同じような迷惑行為を繰り返します。
本当に通ろうと思うなら、心を無にして丹田に気を込めて、どかしていくと対処できます。
日頃からの見えない力に対抗する練習というものが大切ですね。
対策を取らないと問題が起こることも多かったりします。
なぜか知らないけど調子が悪いとか、軽めであればそういうのも見えない力で攻撃されているなんていうこともあります。
そういうものを理解して、対処することが自分の人生において重要ですから、興味のある方はぜひ一緒に頑張りましょう。
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