イザナギとイザナミの国生み
日本の神話について話したところ案外知られていないことも多かったので、時々日本神話についてもやっていきたいと思います。
イザナギとイザナミは大地を作る様に言われ、天沼矛を渡されます。
とはいえ、大地ができていなかったので、天と地の間にあるとされる天浮橋からかき混ぜるとオノゴロ島ができました。
島ができたので、降り立ち、御橋柱で話し合いました。
そして、お互いの身体の差について話し合いました。
イザナギは右回り、イザナミは左回りに周り、お互いが出会った時に、イザナミから愛の告白がありました。
しかし、女性から先に言うのは違うのではないかと、イザナギは指摘したわけです。
実際に交わった後の生まれた子（島）は良くなかったのです。
そこで高天原に戻って、相談し、仕切り直しました。
もう一度オノゴロ島に戻って、柱の周りを回り、今度はイザナギから告白をしたのです。
そして、子どもを生みました。
初めは淡路島、次が四国、三番目が隠岐です。
そして九州、壱岐、対馬、佐渡と生み、本州を生みました。
この八つの島を大八島国というのはそのためです。
その後、色々な神様を生んでいきますが、火の神を生んだのが原因でイザナミは命を落としてしまうのです。
イザナギとイザナミの話は有名ですが、最初は失敗して仕切り直しています。
神様も失敗するというのが国生みの段階からあるのが人間らしいですね。
案外知っていると思っていたかもしれませんが、知らなかった部分もあったのではないかと思います。
神様も失敗しているというところが、人も自然の一部なのだという日本人の謙虚さや精神レベルの高さを生み出したと言っても過言ではありません。
こういったことも学んでいきたいと思う方はぜひ一緒に頑張りましょう。
これからも良い記事を書いていきます。