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茅の輪とは何なのか

皆さまも神社で茅の輪くぐりをやったことがあるかもしれません。
しかしながら、一体どういうものなのか知らないで、とりあえずくぐっているという人も多いようです。

これには疫病の神様である牛頭天王との関わりが出てきます。

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牛頭天王が旅に出ていた時のことです。
巨旦将来というお金持ちがいたため、家に泊めて欲しいと頼みました。
しかし、彼は断ったのです。まるでDSなんじゃないかと思うような薄情さですね。

今度は蘇民将来という人に泊めて欲しいと頼みました。
彼は貧しかったにも関わらず、牛頭天王を家に泊めたのでした。

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牛頭天王は蘇民将来のおもてなしに感激しました。

疫病の神である牛頭天王はこの地域で病気を流行らせるが、蘇民将来の一族のところは被害を出さないと約束しました。
そのために、家の前に茅の輪を作ってかけておくようにとアドバイスをしたのです。

茅の輪をかけた蘇民将来の家だけは疫病を免れることができました

茅の輪の中をくぐると病気にならないとされているのは、そのような話からです。

こんなご時世ですから、茅の輪が神社が出た時には、積極的にくぐりましょう。

何気なく行っているものも実はそれなりに深い意味があるということです。
西洋医学一辺倒の社会が今の有様です。
見えないものも知り自分を守っていくことにつなげたいと思う方は、ぜひ一緒に学んでいきましょう。


これからも良い記事を書いていきます。