式神を見たら
式神について色々説明しています。
しかしながら、式神は見えるのかどうかという話です。
式神は霊関係のチャンネルで見るものですから、霊能力なり、霊感というものが必要ではありますから、一部の人に限って言えば見えます。
もちろん、自分で呼び出したものを自分で見ることはありうることです。
しかしながら、問題なのは自分で呼んだわけでもないのに式神が見えるというケースです。
それは、その式神があなたを狙っているために、見えたということです。例えばあなたを恨む人が、式神を使って呪っているとかです。
宇治拾遺物語でも、式神の攻撃についての記述があります。
そこでは、若者に対してカラスの糞が落ちてくるのを安倍晴明が目撃しました。晴明は、そのカラスこそが式神だと見抜いたわけです。
晴明はその若者を結界で守りました。そして返し技を用いて攻撃してきた方の術者を倒すのです。ちなみに犯人は、その若者の義理の弟でした。父親からの扱いの違いに嫉妬して、その義理の兄を呪ったのでしょう。
結界内でしたから、攻撃してきた式神を見ても問題ありませんでしたが、結界などの防御なしでは恐ろしいことになっていたでしょう。
自分で呼んでもいない式神を見ないように過ごしたいものですね。
古典でも出てくる話ですが、全然勉強したことありませんね。とても重要なことでも学校では教えてくれません。
しかしながら、何か悪いことをしていなくとも恨みというのは存在するのです。もしかしたら、何かを受けているかもしれません。
自分を守り、大切な人を守るためにも、見えない世界のことを知っているメリットは大きいと思います。
そのようなことに興味のある方は是非一緒に学んでいきましょう。
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