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神社に呼ばれた経営者たち

神様からのサポートがあって飛躍した経営者のエピソードは沢山あります。

ふと、何かに導かれた様に神社に行った経験のある方もいると思います。
まさに神社に呼ばれるという状態です。

自ら神様となった松下幸之助、三菱創設者の岩崎弥太郎、西武グループを創設し、衆議院議長もつとめた堤康次郎、出光興産を起こし、海賊と呼ばれた男の出光佐三、日本電産の永守重信と、多くの名経営者が神社を訪れていました。

たとえば、岩崎弥太郎と神田明神の縁は有名ですね。

土佐藩氏の従者として江戸に来ていた弥太郎は藩主の奥方に頼まれ、神田明神へ代理参拝をしていたのがことの発端です。
そして、時が流れ明治7年には神田明神のそばに三菱の本社を構え、三菱は大きく飛躍します。
元々、ここは後藤象二郎の邸宅がありましたが、一部を岩崎弥太郎に与えたため、まさにこの地は運命的なものでした。

神田明神は元々将門塚にありました。
平将門の怨霊をおさえなければなりませんでしたからね。
将門塚に隣接していた土地というのは当初は寂れていますし、皇居が近いので歓楽街にすることもできないという制約がありましたが、陸軍から三菱に払い下げられました

三菱は大規模な開発と東京駅を整備し、そこは日本を代表するオフィス街である丸の内となったわけです。
神田明神との縁が三菱をここまで大きくしたといえるでしょう。

歴史を見ても見えない世界からのサポートというのは実際にあるということがお分かりになると思います。
理屈だけでは理解できないことは沢山あるのです。
そういう見えない世界について興味のある方はぜひ一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。