何でも良いことが神の意志なのか
バランスというものが神の意志であることを解説しましたが、何でもパーフェクトにしようというのはどうなのでしょうか。
肉体にせよ霊魂にせよ、バランスを取ることが神の意志に沿った生き方であり、結果的にサポートが得られます。
バランスというのは陰陽の考え方に基づきますが、陽強ければ陰弱く、陰強ければ陽弱くということです。片方が片方を補うからバランスが取れるのです。
霊魂も強くて、理性的で人徳にあふれ、肉体面も強靭だったら、羨ましいほど才能に恵まれていると言えるかもしれませんが、これだけ何でも強い状態というのはバランスが取れないわけです。
それはまるで夜が来ない世界のようなものです。
早く亡くなる方の話を伺うととても評判が良かったりしますが、なんでも優れているというのはそれだけバランスを欠いているという結果を生みます。
もちろん、逆のパターンで全部ダメなのもダメです。
夜だけになった半分の世界も、それはそれで不自然なのです。
どこか強いところや弱いところもあって、自然的なのです。バランスが取れているのですね。欠点というのは嘆くものではないのです。
欠点があると悩んでいる方も、実はそうではないということが見えない世界を知ることで分かってきます。
自分を変えたいと思う人は、見えない世界からアプローチしてみませんか。
これからも良い記事を書いていきます。