現人神と皇帝の名前
古代、殷王朝において、皇帝は神の意志を元に政治をしている現人神でした。
それは歴代の皇帝の名前に反映されています。
大乙、大丁、大甲、外丙、大庚、小甲、・・・康丁、武乙、文武丁、帝乙
そうなのです。歴代の王の名前に十干が入っています。(2021年は辛丑ですが、辛にあたる部分です。)
この十干は自然の事柄を十の符号で表したものです。
歴代の王に神の窓口としての自然の印を冠していることからも、現人神であることが分かります。
人には寿命がありますから、王はある程度の時間の経過で亡くなるでしょう。しかし、亡くなった王を供養するのではなく、王室を守り、国を守る神として祭られていました。王そのものが神だからです。
皇帝の名前を見ても古代の人は見えないものが分かっていたことは明らかです。昔の人ができたのに現代人は力を失ったと言うのも考えにくいです。
古からの力を取り戻すというのもわたしの役割だと思っています。
見えないものに対して興味のある方は一緒に学びませんか。
これからも良い記事を書いていきます。