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五岳真形図の守り
妖怪は陰であるため、陽数、つまり奇数である九字の効果があるとお話ししました。
奇数といえば五というものもそうです。
特にわたしのインスタを見てくださっている方は五岳真形図が思い浮かんだかもしれません。
これは道教の五大霊山である泰山、華山、衡山、恒山、嵩山を呪術的に図として描いたものです。
これらは自然哲学の五行(木火土金水)のことも意味しています。
また、人間、金属、水族、土地、山河などの森羅万象をかたどったものとしても扱われます。
五岳は地上のものとしてありますが、地上であることは宇宙つまり天でもあるものです。
天でこのような存在に相当するものが北斗七星というわけです。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89479105/picture_pc_8f578deafe40a59e897e9cbe84f4b6f7.png)
こういう背景から、北斗七星を刻んだ七星剣や石上神宮の七支刀が生まれたのです。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89479242/picture_pc_73bb305cc2535e9dbc384b9ab1a46f9a.png?width=1200)
九字といい、五岳といい、七星剣といい、全て奇数(陽数)であるということが数霊の重要性を物語っていますね。
数霊や陰陽、五行など、霊符ひとつをとってみても背景にある思想というのはとても重要です。
単に見えない力を使えるだけでは怪しまれてしまうこのご時世ですから、背景にあるものもきちんと学んだ上で能力アップしていくのが良いと思います。
理論と実践をやっていきたい方はぜひ一緒に頑張りましょう。
これからも良い記事を書いていきます。