陰と陽の混ざり合い
古代の自然哲学をやろうと思うと、必ず出てくるのが陰陽論です。
陰陽マークは皆さまも見たことがあると思います。
様々なものを陰と陽に分けられると考えたのが陰陽論です。
しかしながら、陰陽マークは白が陽で、黒が陰というわけですが、物事はそんなにはっきりしないのです。
陰の中にも反対である陽がありますし、陽の中にも反対である陰があります。
つまり陰陽というものは相対的なのです。
万物はある時には陽として現れますし、ある時は陰となって現れます。
陰陽は絶対的なものではないのです。
時と場所によって反対物になることもあります。
例えばロウソクの火について考えてみましょう。
日中、ロウソクに火を灯しても、それは陰として扱われます。
太陽という明るい火が空に浮かんでいますからね。
しかし、夜においていえば、それは陽です。
暗闇の中ではロウソクの火はとても明るいからです。
陽は陰を含み、陰は陽を含むということですね。
陰と陽という自然哲学が分かってくると、特殊な感覚に頼らずとも様々なことロジックとして予知することができます。
学ぶ姿勢があれば様々なことが分かる様になりますから、見えない世界のスキルアップに加え、ロジックの学びもあると立体的に物事が見られる様になりますよ。
これからも良い記事を書いていきます。