動物霊との対峙
動物霊などに取り憑かれると色々な弊害が起こります。
取り憑く動物としては、蛇、狐、狸、猫、かわうそなどが多いです。
蛇に取り憑かれた場合は、体がねじれたりという霊障のほか、息を吐き出すとき唸り声が出たりします。
元々、強欲な生き物ですから、金運だったり、恋愛だったりと、そういう方面でアシストしてくれることも多いですから、守護霊に転化させるのが一番良い扱い方かもしれません。
狐霊は信仰対象として、経営者や女優、芸者などから大切にされています。
狐の霊が憑くと、金銭や対人に対する感性が鋭くなるからです。
人の心を読んで先手を打てるというのは強みとなるでしょう。
もちろん良いことばかりではありません。
悪い狐に憑かれてしまうと、高熱にうなされたり、どんどんやつれてしまいます。
狸霊の場合は狐とは逆で、堅気な人生を歩みたいと思う人が信仰しています。
狸霊のデメリットは顔に出来物が生じて、黒ずんで歪んでくるところですね。
猫霊に憑かれている人は嫉妬深く、執念を持つようになります。
執念も家庭内にとどまることが多いので、焼き餅やきな奥さんなどは取り憑かれているケースが多いです。
とはいえ、猫の霊ですから、甘やかされて大切にされると豹変して可愛くなります。
かわうそに取り憑かれると、賢そうで抜けた感じになります。
やたら身の回りを飾り立てるのも特徴です。
向田邦子さまの小説に『かわうそ』というのがありますが、まさにかわうそに取り憑かれた女性のリアルを描写しています。
悪い方向に出ると、薄情になりますね。
動物霊が憑くとすれば、信仰してお参りすればのりうつるケースもあります。
気力の弱い人が滝などのような水場に出かければ、水に集まる悪霊の動物霊に取り憑かれるでしょう。
あとやってはいけないのは、動物の死体に祈りを捧げることです。
基本的に動物は死というものは当然のものとして受け入れます。
そこに祈りなどをいれてしまえば悪霊が取り憑きます。
人と動物は価値観が違うのですから。
動物の死体などを見たら、気を込めて、立ち去りなさい、成仏しなさいと強く命令口調で言うのです。
ちなみに、死んだのが人間であっても、もし恨みを残したまま死んだような人の場合は、お葬式で祈ってはいけません。
そう言う人は悪霊となりますから、動物霊と同じく気を込めて振り払わなければ取り憑かれます。
霊との対峙した時も強くあるのが大切なわけですが、それには気を強くしておくのが基本です。
物理的な喧嘩であっても最低限な腕力などが無ければ、相手に対抗できないのと同じです。
霊が相手ならこちらも気力が強く無ければ対抗できないのです。
見えない世界を学び、気を充実させていくコミュニティに興味のある方はぜひ一緒に頑張りましょう。
これからも良い記事を書いていきます。