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田舎の農業事情(畑の管理編)

こんにちは!てるかファームのkazuです!

本日は田舎の農業寺領(畑の管理)についてお話していきます。

日本で畑をやるのに一番苦労するのは、「雑草」。

日本は幸か不幸か海に囲まれているため湿度が高いです。

なので、乾燥している国よりも雑草が生えやすい環境なのです。

世界的に水不足の懸念がある中、湿度が高く、雨も多いのは幸運なことでしょう。

しかし、雑草の生育スピードがすごいです。


日本の農家さんの平均年齢は67歳です。

まだまだ現役の方は自分で草をとれるのですが、

もう体が衰えて農業ができなくなった方もいます。

そういう人は、畑をほかの人に貸すか、売るのが普通なのですが、

すべての畑が都合よく借り手、買い手がいるかと言われればそうではありません。

80歳になっても畑を手放すことができず、草がボーボーになってしまっている畑もあります。

過去の記事でも書かせていただきましたが、どうしても、借りて手、買い手が見つからない畑が多いのです。

畑を管理する上で一番大変なのは草刈りです。

放っておくと最終的に木が生えてきて、取り返しがつかなくなります。

しかし、80歳の方が芝刈り機を持って、草を刈ることはできません。

では、どうやって草を管理しているのか。

80代の方が70代の方をバイトで雇い、草刈りをしてもらっているのです。

もちろん地域によって実情は異なるのですが、少なくとも私が畑をやっている地域ではそうなっています。


これはあと10年もしたらいったいどうなるんだろうと思っています。


解決するためには、どうしても若い人の力が必要です。

でも、農業って全然儲からないからやりたがる人は少ないのが現実です。

流石に行政も危機感は持っているようで、農業を始めやすい制度が整っていますが、

大して新規就農者が増えていないことから、まだまだ全然不十分なのだと思います。

農業を始めやすい制度を作っても、稼げない構造を何とかしないと状況は改善しません。

これだけ物価が上がってるのに、野菜や米はそんなに上がってませんからね。

農業の構造的な問題で根が深いのだと思います。


なかなか大きな問題で、そんなに簡単に状況は変わらないと思いましが、

少しずつでもこの状況が良くなることを祈ってます!


最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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