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田舎の農家事情

こんにちは!てるかファームのkazuです!

今日は田舎の農業事情についてお話ししていきます。

近年の日本の高齢化に伴って、農業従事者の平均年齢も上がっています。

基幹的農業従事者の平均年齢は2024年7月現在、67歳となっています。

このことから、10年、20年先は農業をする人がいなくなるのではないかと言われています。


このような背景から、近年の農業の傾向として経営が大型化しているということがあります。

高齢で働けなくなった人の畑を、まだ働ける農家さんが借りてどんどん大きくなっていっているのです。

なので、少人数で大規模農家というのが近年のトレンドなのだと思います。

しかし、少人数で大規模農家というのは、山が多い日本には向いていません。

海外のようにはうまくいかないのです。

私が農業を行っている地域にも、高齢で働けなくなった人から畑を借りて大きくしていっているところがありますが、

車が入れないところだったり、形が歪な畑を借りるのは嫌がるのです。


これはもっともなことだと思います。

少人数で大規模の農地をやるためには、効率が重要です。

車が入れなかったり、形が歪な畑は生産性を押し下げます。


なので、こういった畑はどんどん残っていくのです。

私が借りている畑も、形が歪で法人が借りてくれなかったところです。

こういった畑を減らすためには、私のような兼業で農業をやり人を増やすしかないと思います。

農業が儲かれば、就職する人もいるのかもしれませんが、儲かりませんので。



そんな思いがあり、現在農業体験を実施しています。

今は会社の人や知り合いだけをターゲットにしていますが、

将来は私と直接関わりのない人の体験も行いたいと思っています。

実際に体験をやってて思うのですが、みんなやってみるとすごく笑顔になるのです。

自分で植えた作物を収穫して食べる。

ただそれだけなのですが、そうやって口に入れた野菜は、スーパーで買ってきた野菜とは比べ物にならないほど美味しいです。

私の経験したのですが、自分で収穫したという達成感とスーパーではありえない新鮮さを味わうことがきます。

まずは、体験を通じて、多くの人に農業のおもしろさを知ってもらうことを目標に頑張っていきたいとと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪



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