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32歳SEの転職活動 ④行動に移す

転職エージェントに登録する



ここはどんな転職体験談サイトでも既に恒例のようなルートになっていますが、転職エージェントに登録します。


転職エージェントって色々会社の種類があります。


最初はどれを選んだらいいか当時の私も分かりませんでした。


参考までにですが、私はdodaを利用していました。


なんかとっつきやすそう、会社も新しいし、サイトも使いやすそうだし、評判もよさそうだし信頼できそうくらいなイメージで始めました。


ただdodaじゃなくても自分の気に入ったところがあればリクナビでもビズリーチでもなんでもいいと思います。


大事なのは以下だと思います。

・担当としてついたエージェントの人とコミュニケーションがとりやすいか

・転職マイページのサイトが使いやすいか



本当は求人数も気にしたほうがいいのでしょうが、正直私の感覚では代表的な大手転職サイトは似たり寄ったりで、そのあたりの違いをあまり感じませんでした。


ただ転職活動をして知ったことなのですが、転職会社によって転職案件を年収区分で分けて年収700万以上はハイクラス案件とかでハイクラス用のエージェント担当者を通常の担当者と分けている、というのはありました。


いわゆる役員、部長級、マネージャークラスの求人を扱う場合です。


ただその割り振りは転職したい人の経歴を見て転職会社側が判断したりすると思うので、求人を見てみたい場合は自分でコネクションを作りに行くか、担当エージェントにも要相談だと思います。

(興味がある場合は最初に自分についた担当者にそういったクラス分けとかあるのかとか相談してみても失礼には当たらないと思います)

転職エージェントと面談する


転職サイトで登録を行うと大体エージェントのほうからコンタクトがとられます。

そうしたらまずエージェントと面談をしましょう、という話になります。


登録時に大抵自分の今までの経歴等や希望の転職先の業種等入力することになると思いますので、エージェントと話が進められるようある程度入力しておくことをお勧めします。


面談はコロナ渦前までは転職会社のブースに呼ばれたり、現地対面だったのですが、今はほとんどリモート面談に切り替えられています。
(希望する方は相談すれば直接面談も可能かもしれません)


私は最初複数の転職サイトに登録したのですが、コロナ渦の真っただ中で、ある会社が東京の本社に来てくださいというところがあり、
「いやこの状況で現地行きたくない、、」と思い、
その会社さんは断った、なんてこともありました。

面談が始まると大体エージェントさんもこちらが登録した情報を一読していると思いますので、事前に求人を調べていて紹介してきたり、あまり方向性が明確でないと感じた場合は深堀するためにこちらにヒアリングしてきたりがほとんどだと思います。


この面談で紹介する求人の方向性をエージェントが決めます。


逐次相談する機会は設けられますが、ある程度の方向性が決まっていればあとはエージェントから定期的に紹介の求人が連絡が来るようになります。

求人を確認・応募する


定期的にエージェントから求人が送られてくるようになります。


自分の気になった求人があれば内容を見て、質問したい事項があればエージェントに連絡します。


応募したいと思う求人があれば応募してしまいましょう。


ほとんどの会社は応募から以下流れになっています。

【応募】⇒【書類選考】⇒【Web試験 or 面談複数回】⇒【内定】


※実はこの[応募ボタン]を押すことが、私には結構ハードル高く感じました。※


エージェントの担当者は付いたものの、この手前の求人の紹介を受けるというところまでは、ある意味高みの見物気分でもいられるのです。


「ふーん、こんな求人もあるのね、、」


「えーあの会社こんな事業に手を出してて人捜しているんだ!」

みたいな。。


たださすがに応募ボタンを押すとなると、ある程度その企業に対しての本気度が問われている感じがしたり、これから会社から採用判断を受ける側だ、という領域に入る気がしました。


なので、気になった求人見つけても踏み切るまで数日かかりました。


ただ今思えば、あの頃気になった会社にはどんどん積極的に応募をだして良かったんだなと思っています。


その理由は以下3つあります。

・書類選考段階でミスマッチが結構起きて会社からお祈り連絡が来る

・選考が進んだとしてもその会社への入社判断は最後まで自分に権利がある

・面接官を話してみないと会社の人の雰囲気は分からない



順に各理由でなぜかを記載していきます。


求人応募・書類選考段階でミスマッチが結構起きて会社からお祈り連絡が来る

これは予想以上にお祈り連絡が来ます。


というのも会社からの求人内容と自分の職歴がミスマッチというのは実は応募してみないと判断がつかない場合が多いです。


応募してもらう企業側もいったん求人内容はざっくりで大きく門を開けておいて、応募してきたら本当に合えばいいかをみればいいや、というフィルタ方式をとっているところが割とあったりします。


実際どの業界においても、求人内容にざっくりと職種や業務内容はかかれているものの、なかなか一言では言い表せないことも多いのです。


例えば私が勧めたIT分野は特にそうで、同じSEに転職するとしても業務特性は以下のように業務の見方が多岐にわたり、人によって担当や得意領域が異なります。

 ・上流or下流
 
 ・フロントエンドorバックエンド

 
 ・AP or インフラ(最近クラウドでこの辺はより曖昧になりました)

 
 ・開発or導入or運用or保守 どのフェーズの担当だったのか全てか

 
 ・スクラッチ or パッケージ

 
 ・業務個別案件 or 基幹システム

 
 ・そもそも外部向けシステムor内部向け社内システム




SE(システムエンジニア)という定義自体も、管理寄りのSEなのかプログラマー寄りのSEなのか、それとも社内向けの社内SEだったりするのか、まちまちです。


なのでIT業界であれば、求人内容からそれを読み取ることと、書いてなればエージェントに相談したり、応募してから選考の中で会社に聞くこともできますので、そこで会社との意識を合わせることができます。


もちろん器用な人はすべての分野をそつなくこなす人もいるかもしれませんし、ここに書いていることいくつかをカバーする人はたくさんいると思います。


ですが大体のIT企業に勤めている人ならこの辺り気になると思いますし、その情報を得て自分が次の会社で活躍できるかの判断材料にすると思います。


話を最初に戻しますと、今までの内容から求人内容と応募する側の業務の認識のずれは結構起きやすく、書類選考段階でお祈りメール見たいのが結構バシバシ来ますけど、一切気にする必要はありません。
という話でした。



求人応募・選考が進んだとしてもその会社への入社判断は最後まで自分に権利がある



こちらは記載の通りです。


かくゆう私がそうだったのですが、選考が進むと勝手にイメージが膨らんで、その会社に決めなきゃいけないかも、というような意味不明な強迫観念がよぎったりするのですが、一切そんなことはありません。


というか内定もらうまではむしろ会社側からもOKが出ていないので気が早いです。


選考を進めていくのは会社が自分を選ぶ判断をしていると同時に自分も会社を選ぶ判断を続けていると認識したほうがいいです。


会社について疑問に思うことは積極的に選考段階に質問していくことをお勧めします。


内定もらって入社を決めてから
「そんなの聞いてなかった!」
のパターンは絶対避けましょう。


求人応募・面接官と話してみないと会社の人の雰囲気は分からない




これは面接官と話しても分からない!ということも十分考えられます。


ただその会社の人と話してみないことにはその会社の雰囲気は一生分かりません。


あまりにも大規模な会社だと社員の人も様々な人がいますが、やはりその会社独自の雰囲気や社風というものがあります。


ここは正直私は転職活動始めたときは一切アテにしていなかったのですが、振り返ると転職を決めた理由の一つに面接を行った人たちの雰囲気が好感を持てたから、というのが結構大きかったのです。


何社か面接受けましたが、面白いくらいに雰囲気が会社によって違います。


これから採用する可能性がある人との時間を大切にしようとしているか、というところが結構如実に表れていたりします。


まず自分たちの会社がどういうところなのか、今回求人を出している部署はどういうところなのかを丁寧にパワポで説明してくれるところもあれば、そんなの知ってるでしょ前提でそのままはい自己紹介してくださいって進むパターンもあります。


(この違いに私は驚きました)


それは会社を入ることを考えている人からするとどちらが好印象化は分かると思います。


細かい点かもしれませんが、
そこまで人を迎え入れる気持ちの準備ができている会社か、
仕事に奔走している合間をぬって会社側は何も準備せずに、
「会社に入りたいと言っている人は求人出しとけば来るでしょ、採用するかどうかはこちらが決めるんだから」
くらいに考えている会社とではその点でも大きな違いが出るのだと思います。


もちろん私は前段で事業や部署についてしっかり説明してくれる会社を選びました。


面接の時の対応が不十分な会社は、採用体制や会社の分業がしっかりできていないことの表れかもしれません。


なので面接では自分をアピールすることも大事ですが、会社側の人たちの対応をしっかり見定めるということもとても重要です。




(少し求人応募の話から面接の話にずれ込んでしまいましたね、、)

以上です。

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