大分で昔を思い出し、涙するはなし

出張で、大分県杵築市に向かった。

羽田空港から、大分空港へ、ソラシドエアで移動。ソラシドエアは、かなり小さい飛行機で、サービスもかなり寂しい。

シーズンが開幕し、疲労MAXが続いている状況。

飛行機に乗り、機内モード。「久し振りに寝られる！」と思ったが、爆睡は出来なかった､､､

寝たり起きたりを繰り返し、大分空港に到着。

大分空港は初めてだろうか。一般的な地方空港の雰囲気、規模である。

ニッポンレンタカーに向かい、トヨタのヤリスをレンタルする。

僕は全く車を知らなくて、たまたまヤリスになったのだが、同じ飛行機で移動していた先輩に「ヤリス良いなー」と言われた。

しかし、僕はヤリスの良さを知らない。普通にレンタカーを楽天トラベルにて予約しただけだ。少しプレッシャーがかかる。

さらに、レンタカー屋さんからも、、、

「この車ほぼ新車なんですよ」と傷確認の際に言われると、プレッシャーがかかってしまった。

宿泊予定の別府市までは、1時間弱のドライブ。運転が得意でない、僕にとってはなかなかヘビーだった。

大分空港から、出発したが、圧倒的に街灯が少ない。ほとんど真っ暗な道を慣れていないレンタカーで進むのは、ペーパードライバーにとっては地獄でしかない。

しかも、最初の運転で少し間違え、後ろからクラクションを鳴らされた。そこから一車線なので、ずっとプレッシャーを感じたままだった､､､

その後、運転していると別府市に来た。

「あれ左に海（真っ暗だが）右にこんな道。前に来た時に似ているな」と思った。

そう、僕が5年前位、彼女と九州旅行に来た時に通った道だったのだ。

「あぁこれはあの時の道だ。行きたい店が激込みで行けなかったんだ」

と、知らない土地を運転しながらビクビクしていたら、昔を思い出しセンチな気分になる。

疲れ果てている。慣れない土地。レンタカーで運転。夜で暗くて怖い。

完全に涙ちょちょ切れる場面で、車内に流れていたのは、YOASOBIの「三原色」だった。

この曲のMVは、昔仲良かった3人の思い出が中心で描かれている。

僕の記憶とYOASOBI「三原色」が混ざり合って、先日のような気持ちになってしまった。

「あぁ、俺はまた夜に運転しながら、音楽に影響され涙流すのかよ」と思いつつ、「これはまたnoteに書かないとな」と思い、今、パソコンのキーボードを叩いています。