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【卓球】てるいが滝川第二を選んだ理由

理由

僕が滝川第二を選んだ理由。

それは、滝川第二からしか誘われなかった(スカウトされなかった)からだ。

単純明快である。


中学の成績

中学1年生、全日本カデットの部13歳以下、ベスト32。

中学2年生、全日本カデットの部14歳以下、ベスト32。

中学3年生、全国中学校大会2回戦負け。

全中に出たのは、3年生の時だけ。近畿枠12人で、敗者決定戦を勝ちなんとか10位通過だった。

兵庫県で8人も通過できる、全日本ジュニアの部も、中2中3はベスト16で出場できず。

これが、僕の中学生の成績である。


行きたかった高校は?

なんとなく、実践学園と湘南工科大付属に憧れていた。

僕は、神奈川県横浜市出身で、小学校3年生の時に、父親の転勤により、兵庫県神戸市に転校した。阪神淡路大震災のあった1995年。10月か11月に転校したと思う。

関東生まれだからか、なんとなく関東の高校に行きたいイメージがあった。そして、上の2校は名門校で、実力的には常に全国ベスト8-16あたり。選手が揃うと、ベスト4に行く、というようなイメージだった。

対する滝川第二、通称滝二は、何年も全国ベスト8に入っていたが、ベスト4に入ったことは無い。

滝二には、中学時代に実績がある子はほんとどおらず、各学年に全中出場者が1人いるくらいだった。

それをなんとか、クセのある戦型に仕上げ鍛えて、全国ベスト8になんとか食い込む。これが滝二だった。実践、湘工とは全くレベルの違う学校だ。


滝二を選ぶ

しかし、中学時代にインパクトのある成績を残せなかった僕は、地元の滝二からしか誘いが無かったので、「この成績じゃ滝二だわな」と思い、滝二へ行くことを選んだのだ。

この時は、「他の高校に行きたい!」という感覚は全くなかった。僕は子供の頃から客観的に自分の実力を把握していたので、「この実力じゃ滝二だろう」と思っていたのだ。


高校に入っての驚き

実践学園、湘南工科大付属。近畿であれば、東山、上宮。中学時代は、名門校には強い選手しかしないと思っていた。

中学あたりから電話回線でたまにインターネットを使っていたが、卓球の情報源は、卓球王国、卓球レポート、ニッタクニュース、雑誌が最新情報だった。

卓球雑誌には、弱い人は載らない。全国の強豪選手しか載らないのだ。なので「名門校には強い選手しか行けない、強い選手しかいない!」と思っていたのだが、高校に入って驚いた。

東山も、上宮も、僕より弱い選手が普通にいるのだ。「え?こいつが東山?」「え?こいつが上宮?」15歳の僕は驚きと同時に、「実力なくても名門校には入れるんだな」と思った。

でも弱い子が名門高に入る学校側のメリットが、全然わからなかった。

「なんで弱い選手を取るのだろう」「強い子だけ集めて、少数精鋭でやった方が、みんな強くなるんじゃないのかな」と思っていた。

今だと、「学校が生徒数を少しでも増やしたかった」「部費を少しでも増やしたかった」「監督の繋がりで、どうしても入れなければならなかった」「監督の中学やクラブチームの繋がりを作る為に入れていた」などなど。

いくらでも事情が見えてくるのだが、当時15歳、純粋無垢なてるい少年は、「なんであんな弱い奴がいるねん!」と全く理由が分からなかったのだ。


滝二を選んだのは成功だったか?

これは成功だったと言える。

理由は、卓球で結果を残せたから。全中2回戦負けが、全国ベスト8まで行き、高体連代表で、ヨーロッパ遠征にも行けた。

この結果は十分に成功だと思う。

僕が高校に行くのは、卓球が強くなりたいからだった。これが一番だ。将来の就職なんて考えていなかった。

ちなみに、一番結果が出ていた時。高校2年の冬から、高校3年生のインターハイにかけて、僕は、岸川君と張一博以外には、勝つチャンスがあると思っていた。

本気で「青森山田、仙台育英もイケる!東山、上宮には負けないわ」と思っていたのだ。人間結果が出るとものすごい自信を持てるのだ。

社会人になり、自己肯定感というのは、ものすごく大事だと痛感している。


今の情報を持ち、タイムスリップ出来たら、また滝二を選ぶ?

これは難しい。

滝二で、より効率よく強くなる方法を選ぶか。より強い名門校になんとか入らせてもらい、環境のおかげで一気に伸びるのに賭けるか。

選ぶ選択肢として、その高校の大学へのルートを検討すると思う。

僕は、大学を選ぶ際、結果的に関東の大学で学歴も考慮した。もし名門高に行き、結果が出なくても、良い大学に行けるということは、選択肢の一つになると思う。


進路で悩んだら

現代の子が進路で悩んだら、まず情報を入手するべきだと思う。

僕は中学時代、名門高には、強い選手しか行けないと思っていたが、全くそうではなかった。

今は、スマホ一つでいくらでも情報収集できる。高校の監督もSNSをやっているので、直接メッセージをすることも可能だ。

昔と違い、いくらでもやり方があるので、色々と情報収集して、進路を決めてみるべきだと思う。


他の人の理由も聞きたい

僕が今回、滝二を選んだ理由を書いたのは、最近全く更新をしていない、照井雄太卓球チャンネルの為だ。


「YouTubeを塩漬けにするのは良くないなー」と思い、

(ブログは塩漬けしていたら、いつのまにか更新できなくなってしまっていた。それでnoteを始めたのだが)

「卓球出来ないし、今卓球YouTuber多いから違うことしたいなー」ということで、皆がなぜその学校を選んだのを聞こうと思ったのだ。

簡単に書くと、Youは何しに日本へ?が、Youは何でその学校へ?ということだ。

なので、今後僕と会った人は、インタビューするので、なんでその学校を選んだのか考えておいて欲しい。

1分の動画にまとめようと思っているので、よろしくです。


Youは何でその学校へ?興味ある方は、いいね押して下さい。これが判断基準となりますので。





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