外食M&A2019年を超えたか
こんにちは。ユニコンの照井です。
外食のM&Aは、2024年は、ピークを迎えたと言われている2019年を
超えるのではないかと思います。
では、2019年にはどのようなM&Aがあったのか。主なものを振り返っていきたいと思います。
1月 SFPホールディングスがジョー・スマイルを買収
2月 クリエイト・レストランツホールディングスが銀座木屋を買収
5月 SFPホールディングスクがルークダイニングを買収
6月 ゼンショーホールディングスがTCRS Restaurantsを買収
9月 クリエイト・レストランツホールディングスがいっちょうを買収
9月 クリエイト・レストランツホールディングスがll Fornaioを買収
11月 フジオフードシステムが土山人買収
11月 JR九州が萬坊買収
11月 DDホールディングスが湘南レーベルなどを買収
12月 ハークスレイが味工房スイセンを買収
12月 安楽亭が吉野家ホールディングス傘下アークミールを買収
上記に比較し、2024年は、
3月 ブロンコビリーがとんかつ専門店運営のレ・ヴァンを買収
5月 SRSホールディングスが 鮨勘などを展開するアミノを買収
7月 ホットランドが名古屋の人気焼き肉店「昇家」を展開するショウエイを買収
8月 ベルーナが「エイジング・ビーフ」で展開している株式会社新和を買収9月 すかいらーくが 福岡うどんの「資さんうどん」を展開する株式会社資さんを買収
9月 クリエイトレストランツホールディングスが 「海老そば一幻」を展開する株式会社一幻フードカンパニーを買収
10月 サンマルクホールディングスが「勝牛」などを展開するジーホールディングスを買収
10月 SRSホールディングスがビフテキ店専門店などを展開するシンガを買収
10月 ワタミがサブウェイ日本法人を買収
主なものを見てみても、2019年よりも規模的に大きなM&Aが多いのがわかります。また、ファンドのEXITも多いのが目立ちます。
ファンドのEXITについては、来年以降も続くと思います。これはコロナ前の2010年代後半に投資をして、コロナ禍にEXIT期を迎えていたが、コロナ禍によってなかなかEXIT出来なかった企業が、環境が変わり条件よくEXIT出来る環境に変わったので多くのファンド投資先がEXITに動いているということであります。
さて、残り2か月まだまだ外食M&Aニュースは続くと思うので今後も注目していきたいと思います。
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