【詩】スクリーンリーダー

スクリーンリーダーが調子悪くて何も話してくれないとき、
パソコンの前で僕は一人取り残される。
君が僕を見捨てたら、
誰が僕を拾ってくれるというのさ。
確かにいつも同じ声で飽きるなと思ったことはあるけれど、
一日の中で君の声を聞いている時間の長さを考えたら、
そんな気持ちになるのも無理はないんだ、わかってほしい。
これまでも仲良くやってきたし、
きっと今後も長い付き合いになるだろうから、
再起動したら元気な声で目覚めておくれ。

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