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「ド田舎育ちのサッカー少年がJリーガーと対等になれた理由」2

小学4年生になり従兄弟がサッカーをやっていたという理由で地元のスポーツ少年団に入った。当時は小学4年生から入れる決まりがあったのでそのタイミングで私の他に2人入った、2人とは当時よく遊んでいた?か親が仲良かった?そんな感じで同じ4年生は最初3人だった。

チームは出来たばかりで私は4期生だった。
当時の監督は現在も同じチームを率いている、ボランティアでサッカーが出来る環境を維持して、指導して、運営するってとてつもないパワーだ。
今でも何かあればすぐ力を貸して下さる、本当に心の底から尊敬している。

4年生の記憶はあまりない、先輩の6年生は体が大きいし、早いし、ボール飛ぶし、凄かったなーという記憶しかない。
人数も10人近くいた気がする。
唯一覚えているのは、人生で初めての試合だったのかあれは?
コーナーキックのキッカーになったけどいいキックが出来なかった記憶がある。
後は従兄弟がゴールを決めてみんなが喜んでいる光景は鮮明に覚えている。
「かっこいいなー俺もいつかゴール決めたいなー」と思った。

いつしかめちゃくちゃサッカーにハマっていた、この時を境に!
みたいなドラマチックな展開は無くただただ好きになっていた。
当時基本的に運動はなんでも出来た
体育はいつも◎だし一番センスがあったのは野球だと思う、だからこそボールが真っ直ぐ飛ばなかったり相手にボールを取られてしまったり、上手くいか無い事が多かったサッカーが負けず嫌いな心を揺さ振ったように思う。

そんなこんなで5年生になる頃には3人だった同学年も、友達が友達を呼び10人近くまで増えた、友達が増えて尚更面白くなっていった。

私の1つ上の学年の人数は少なかったので5年生の頃には私の代が主力になっていた。
監督とは別に1つ上の先輩のお父さんがコーチを引き受けてくれてチームとしても厚みが出てきた。
この頃コーチにトレセン(地区の選抜みたいな所)に行ってみないか?と言われて1、2回行ったけどすぐ行かなくなった。

理由として2つ
・1つは知ら無い人とサッカーをしても楽しいと思えなかった。
・もう1つは乗せていってくれたコーチの車がタバコ臭くて酔って嫌になった。笑
小学生時代本当に酔いやすくとにかく車に乗りたくなかった、遠くでやる試合はとにかく嫌で何回かズル休みした記憶がある、そのくらい移動が嫌だった。

5年生主体なのもあり大会や試合に勝てた記憶はあまりないんだが、この時のメンバーは中学生になると偉業を達成する事になるんだがそんな事はまだ知る由もない。
偉業といってももちろんこのド田舎ならではの話だ。

あまり試合には勝てなかったが先輩は優しいし後輩も入ってきたりで楽しかった。
この後輩達とも偉業を達成する事になる。

もちろんこの偉業もド田舎ならではの話だ。


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